【ヤフオク!】2018年検索ワード急上昇ランキング発表!平成最後の1年、消費者の関心は?
ヤフー株式会社(本社:東京都千代田区/代表:川邉健太郎)は、2018年に「ヤフオク!」での検索急上昇ランキングを発表。2018年1月1日~10月31日を対象に、2017年と比較して急上昇したキーワードをランキングにした。
ブームを反映!総合ベスト3
総合的なランキングは、ブームを反映したものが勢ぞろいした。
1位:iPhone8
発売自体は昨年の9月22日。
2017年は「新商品ニーズ」で検索されていたが、2018年はiPhoneXRなどの新作の発売に伴い、「中古品ニーズ」で多く検索された。
2位:インパクトドライバー
主に穴あけやネジ締めに使われる電動工具のひとつ。
DIYブームの影響で人気が伸び、今年の3月から検索数が急上昇している。
3位:安室奈美恵
9月に惜しまれつつも引退した平成の歌姫が、3位にランクイン。
CDやグッズはもちろんのこと、コスプレ衣装まで幅広く検索されたようだ。
部門ごとベスト3
部門ごとに見ると、検索ワードを見ただけで今年何があったかわかる。
≪人名部門≫
1位:安室奈美恵
2位;B'z
3位:大谷翔平
今年はミュージシャンの当たり年と言えそうだ。
引退した「安室奈美恵」に30周年を迎えた「B'z」といった音楽界の重鎮から、若い世代に人気のミュージシャンなど幅広くランクイン。唯一5位以内に食い込んでいるのが、MLB新人王の「大谷翔平」。
≪アニメ・コミック部門≫
1位:僕のヒーローアカデミア
2位:キャプテン翼
3位:コードギアス
アニメの第3期、映画化も話題となった「僕のヒーローアカデミア」が首位。
ワールドカップの影響で「キャプテン翼」もコミック全巻などが検索されていたようだ。
≪おもちゃ・ゲーム部門≫
1位:仮面ライダービルド
2位:ポケモンカード
3位:ブラックマジシャンガール
1位の「仮面ライダービルド」は8月に放送が終了。変身アイテムが検索上位にあがっている。
「ポケモンカード」は変わらぬ人気を誇っているが、今年は特にキャラ名とともに検索される傾向にあったようだ。
≪家電・パソコン部門≫
1位:iPhone 8
2位:スポットクーラー
3位:iPhone X
新作発売の影響で、iPhoneは新作のXも中古需要の8もランクイン。
2位のスポットクーラーは記録的猛暑の影響だ。
≪ファッション部門≫
1位:エアマックス95
2位:バレンシアガ
3位:DESCENDANT
「エアマックス95」はNIKEの人気スニーカー。
長く着られるスタンダードなアイテムで人気のDESCENDANTが3位にランクインした一方で、2位にバレンシアガ、5位にGUCCIなどのハイブランドが多く検索される結果となった。
検索流入を増やすならトレンドをおさえる
EC事業の拡張には、より多くの人に見てもらえるきっかけをつくることが必要不可欠。
「ヤフオク!」の急上昇ランキングを見れば、消費者が検索するきっかけがトレンドにあることがおのずとわかるだろう。より検索されるようになるためには、EC事業者もいち早くトレンドをおさえ、その波に乗っていくことが求められる。