【JADMA徹底調査!】クリぼっちでみる県民性とECへの需要の関係性
公益社団法人 日本通信販売協会(略称:JADMA・ジャドマ、事務局:東京都中央区/会長:阿部嘉文)では、「ジャドマ通販研
究所」から、 通信販売に関する調査レポートを定期的に発表。
今回は、全国47都道府県の20~50代女性10,000人を対象に「クリスマスに一人ぼっちで過ごす人=クリぼっち」に関する意識・実態調査を行った。
奈良県民は消極的?!平成最後のクリスマスを「クリぼっち」で過ごす人最多
はじめに「クリぼっち」に対する意識調査を行ったところ、約7割の女性がクリぼっちを受け入れる傾向がある事がわかった。
「クリぼっち」を「少しかわいそう」と感じる人は都道府県別に見ると山梨県が最多という結果に。
また、5人に1人が平成最後のクリスマスを「一人で過ごすと思う」と回答し、都道府県別に見ると奈良県が最も多いようだ。
県民性研究家・矢野新一氏によると、クリぼっちを少しかわいそうと思う山梨県の女性は明るく天真爛漫、かつ現実的なところがあるといい、ロマンチックで人とのつながりを求める傾向にあるという。
対して奈良県民は、一日の活動が農業中心で「奈良の寝倒れ」とも呼ばれるように、消極的な傾向があると指摘。
全国で比較しても夜が早く、クリぼっちでいても仕方がない、と受け入れる女性が多いと推測されている。
自分へのクリスマスプレゼント、何を買う?
自分へのクリスマスプレゼントに関する調査では、実際に購入していると答えた女性は15.3%とまだまだ少数ではあるものの、「購入しても良い」と前向きに考えている女性は7割程度に。
都道府県別にみてもっとも多かったのが大分県で、5人に1人が自分用のクリスマスプレゼントを購入している。
自分用のクリスマスプレゼントとして欲しいモノ1位は「ファッション小物」。
それもクリスマスくらいは10,000~20,000円くらいはかけてもいい、と考えている女性が多い傾向にある。
クリぼっちの理想の過ごし方として、大きなローストチキンやホールケーキを1人で食べることに喜びを感じている声もあり、食べ物・スイーツも上位にランクインしている。
自分用のプレゼント、約半数が通販で
自分用のプレゼントをどこで購入するか、という調査では、57.7%が「百貨店・デパート」。次いで45.8%で2位になったのが「通販」だ。
何かと忙しくなりがちな12月であることや、地方に住んでいて欲しいモノを実店舗に買いに行けない女性が積極的に活用しているようだ。
ECによって広がる販売の可能性
自分へのプレゼントにかかわらず。プレゼントを通販で購入する人は増えてきている。
家にいながら欲しいモノが揃うECの発達で、贈り物の印象が強かったプレゼントを自分へのご褒美としても販売する事ができる。
クリスマス商戦にむけ、打ち出し方も多様性をましてきているように感じる。