オプトが『TikTok』に特化した広告ソリューションの提供を開始

ECのミカタ編集部

株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:金澤 大輔、以下「オプト」)は、TikTok の広告サービス販売に向けて、「TikTok」独特の世界観に最適化させたクリエイティブ制作パッケージの提供を開始し、若年層を中心に幅広い年代をターゲットとしたマーケティング支援の強化を行うことを公表した。

若年層を中心に支持される「TikTok」

昨今のデジタル環境の進化により、生活者のインターネットの利用は拡大の一途をたどっている。中でも若年層では、動画メディアやソーシャルメディアの長時間にわたる利用が顕著で、マーケティングにおいても若年層をターゲットとしたコミュニケーション手法が成否を握るといっても過言ではない。

その中でも「TikTok」はショートムービーアプリとして、日本でもサービス開始当初から若年層を中心に受け入れられ、現在では幅広い年齢層に利用が拡大している。15秒のBGMに合わせて動画を撮影・編集したものを共有し、世界中のユーザーから「いいね!」や「コメント」を貰うことができるのも特徴だ。

「TikTok」に特化した広告制作を実現

「TikTok」に特化した広告制作を実現

同アプリ上での広告配信にあたっては、一般ユーザーの投稿フォーマットとほぼ同じ形式で掲載が可能なため、映像のクオリティに加え、BGMや効果音などのサウンドにおいても「TikTok」ならではのユーザー受けするクリエイティブ制作がカギとなる。

これまでオプト社では、クリエイティブスタジオ「Studio CANVAS」を設置し、スピーディー且つ高品質な制作を行ってきたが、「TikTok」の特性に合わせたクリエイティブを開発するため、BGM、ナレーション、効果音など動画におけるサウンド分析や検証を行う「サウンドユニット」を新たに設置した。

この取り組みでは、TikTok独自の動画クリエイティブを撮影・作曲・制作・配信し、通常の制作クリエイティブと比較して、クリック率が約20%上昇し、広告効果の大幅な改善を実現している。

今後もメディアに適した広告運用と制作サービスを提供

今後もメディアに適した広告運用と制作サービスを提供オプト社撮影スタジオ(同社サイトより)。

今後も同社では、これまで蓄積してきたデジタルマーケティングにおける知見を元に、「TikTok」を始めとするメディアに適した広告運用およびクリエイティブ制作サービスの提供をおこなう方針だ。

世界中にショートフォームのモバイル向けビデオに最適なプラットフォームを提供しているTikTok。スマートフォンを通じて、誰もがクリエイターになることを可能にし、自分が撮ったビデオを通じて自分らしい表現と情熱をシェアできる点が若年層を中心に支持を集めている。

すでに一大カテゴリとも言える成長をとげている同アプリは、マーケティングやプロモーションを行う上でも魅力的なフィールドとなっているが、一方で、そこに向けて最適化された制作を行うには一定のハードルがあった。

その点で多くの実績と知見のあるオプト社がさらに基盤を整備したことで、EC事業者をはじめとした多くの企業の広告クリエイティブをさらに手厚く支援できることになりそうだ。

 


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