LINE・Facebook・Twitterの利用率に変化は?SNSの利用動向を明らかにする調査が実施される【マイボイスコム調べ】

ECのミカタ編集部

マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、14回目となる『SNSの利用』に関するインターネット調査を2018年11月1日~5日に実施し、10,541件の回答を集め、その結果を公表した。

利用率の高いSNSが明らかに

SNSの登録経験者は63.2%、「現在登録している」が60.3%、「現在は登録していないが、過去に登録していた」が2.9%となった。現在登録者は過去調査と比べて増加傾向だという。

また、SNSに現在登録している人が利用しているSNS(複数回答)は、「LINE」が78.9%、「Facebook」「Twitter」が5~6割、「Instagram」が3割強だった。過去調査と比べて、「LINE」「Instagram」は増加傾向、「Twitter」は2017年より増加している。一方、「mixi」は減少傾向にあります。男性60・70代では「Facebook」が1位だった。

SNSを利用するのはスマホから

SNSを利用するのはスマホから

SNS登録者の利用頻度は「1日2回以上」が47.4%、「1日1回程度」が23.2%と、毎日利用している人が7割で増加傾向だった。利用頻度は女性や若年層で高く、「1日2回以上」は女性10・20代で8割となっている。

SNSを利用する機器は(複数回答)、「スマートフォン」がSNS利用者の78.6%、「ノートパソコン」「デスクトップパソコン」が各2割だった。過去調査と比べて、「スマートフォン」は増加、「ノートパソコン」「デスクトップパソコン」は減少している。

どんな時にSNSを利用する?

どんな時にSNSを利用する?

SNSの利用場面は(複数回答)、「自宅でくつろいでいるとき」がSNS利用者の50.4%、「暇なとき」「ちょっとしたすきま時間」が各30%台、「夜寝る前」「電車やバスなど公共交通機関の車中」「仕事や学校の休憩時間」「待ち時間や待ち合わせ中」が各20%台だった。

「自宅でくつろいでいるとき」「家事の合間」「ちょっとしたすきま時間」は、女性で比率が高くなっている。女性10・20代では「自宅でくつろいでいるとき」が7割、「夜寝る前」「暇なとき」「ちょっとしたすきま時間」が各5割と他の7-層より高くなっていた。

利用スタイルは「閲覧>投稿」

SNSの利用内容は(複数回答)、「人の投稿を読む」がSNS利用者の60.3%、「メッセージやチャット等をやりとりする」「人の投稿にコメントやいいね!をする」「投稿する、つぶやく」が3~4割だった。女性10・20代では、「人の投稿を読む」「投稿する、つぶやく」「人の投稿にコメントやいいね!をする」が5~8割、「画像のアップロード」「他の人の写真・動画を見る」が各3割など、他の層より比率が高い項目が多くみられた。

今後利用したいSNSは(複数回答)、「LINE」が41.6%、「Twitter」「Facebook」が各2割、「Instagram」が1割強だった。過去調査と比べて、「LINE」「Twitter」が増加傾向となった。主利用SNSを今後も利用したいと回答した人の比率は、『LINE』『Twitter』『Instagram』主利用者で各80%台と他の層より高くなっている。SNS登録未経験者や非利用者では、「特にない」が7~8割だった。

リアルなSNS利用動向が浮き彫りに

調査結果にあるように、SNSを毎日利用している人は登録者の7割で増加傾向となっており、「1日2回以上」が5割弱だった。SNSを利用するデバイスは、「スマートフォン」で利用する人がSNS利用者の8割弱、「ノートパソコン」「デスクトップパソコン」が各2割だった。

SNSの利用場面については、「自宅でくつろいでいるとき」がSNS利用者の5割、「暇なとき」「ちょっとしたすきま時間」が3~4割、「夜寝る前」「公共交通機関の車中」「仕事や学校の休憩時間」「待ち時間や待ち合わせ中」が各20%台となった。

また回答者からは、次のようなコメントが寄せられたようだ。

◆あなたにとってSNSとは (全6,099件)
・周りの人たちの経験や今の状況を共有しあう。(男性22歳)
・好きでは無いが利用者が多いので仕方なく使っている。(男性30歳)
・必要なときに必要に応じて連絡できるツール。(男性43歳)
・体験することが大事だと思っているので、年齢並みに少しやっていく。(男性68歳)
・人に見られるのが好きな人がしているものだと思います。(女性27歳)
・めんどうなものです。見る分にはいいですが、やると相手からの返事に時間をさかなくてはいけないのがいや。(女性37歳)
・探せば面白い話、興味深い話をしてる人がいくらでもいてそれを無料で見れる、読める場所。(女性38歳)
・企業や団体の最新情報を知りたい時に利用するもの。(女性47歳)

このように一般ユーザーのリアルなSNS利用動向が明らかとなったようだ。SNSそしてそれを利用するデバイスとして多数を占めるスマホは共にECを考える上でも、もはや避けては通れない存在となっている。

ECビジネスそのものを展開するフィールドとしてだけではなく、プロモーションやマーケティングを行う上からも欠くことができないからだ。今後もこうしたユーザーのSNSとの付き合い方を把握することが、ECビジネスの成否にとっても重要になってくるだろう。


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