中国のTikTokインフルエンサーが日本商品を紹介!『越境EC+プロモ支援』サービスの提供が開始される

ECのミカタ編集部

「大佬甜er」淘宝店。

株式会社bolome(ボウロウミイ、所在地:東京都新宿区、代表者:水野 裕哉・陳 少春、以下「bolome」)は、中国最大級のインフルエンサー(KOL)越境ECショップの一元管理プラットフォーム「WeStock」を提供し、150名以上のインフルエンサー・ネットショップを使った越境ECのマーケティング支援サービスを提供している。

その同社は今回、「TikTok」の中国本家アプリ「抖音(ドウイン)」のKOLと連携した日本商品の中国向け越境EC販売、及びプロモーション支援を開始した。

商品のプロモーションと販売を同時に実現

「WeStock」とは、bolomeが提供する商品のプロモーションと販売を同時に実現する画期的なプラットフォームで、bolomeが契約KOL(インフルエンサー)一人一人のショップを制作し、仕入・販売・配送からサポートまで一貫して代理運営するスキームだ。

ユーザーからはKOLのオススメショップという見え方になるが、実際にはbolomeがユーザーに直接販売する方式をとっているため、2019年1月より新しく施行された中国版電子商取引法に反しない形で販売でき、かつbolomeが価格コントロールを行うためブランド毀損をしないという特徴があるとしている。

同社はKOLとの関係についても随時増強しており、現在も毎月15名程度の新規KOLと契約を増やしているという。

TikTokの中国本家アプリ「抖音(ドウイン)」

画面イメージ。

また「抖音(ドウイン)」とは、日本の若年層を中心に大人気の「TikTok」の中国本家アプリだ。同アプリは、ByteDance(バイトダンス)社が提供する若者を中心に爆発的人気を誇るショートムービーコミュニティとして浸透している。

ユーザーそれぞれの属性や好みに合わせて、レコメンドする動画が異なる独自のシステムによって、ユーザーの投稿意欲が高まり、2019年1月には中国国内だけで1日あたりのアクティブユーザー数が2.5億人を突破するほどの人気を集めている。

「抖音」で商品を紹介し、そのまま商品購入に誘導

WeStockでは、「抖音」で高い影響力を持つKOLと独占契約で、ECサイトの淘宝網のネットショップの開設、及び運営業務を行っており、KOLは「抖音」で商品の使い心地などの動画を発信し、この動画から直接ECサイトの淘宝網の商品ページに飛ぶことができる。

これにより淘宝の店舗を持つKOLが「抖音」で商品を紹介し、そのままユーザーを商品購入に誘導することができ、バイラル効果によるブランド認知拡大と商品販売実績の両方を同時に実現するという画期的な仕組みを構築したのだ。サービス開始時は15名の「抖音」KOLを使って日本商品のプロモーション支援を行う予定で、同プロモーションは100万円から実施可能となっている。

また同社は、日本のメーカー側のメリットとして次のように述べている。「抖音」で大きな影響力を持つKOLが動画発信を行い、世界最大のECサイト「淘宝網」で販売されている商品ページへユーザーを誘導することで、一歩踏み込んだインフルエンサーマーケティングが可能となり、大きな売上も期待できる。また、プロモーション実施後の販売も可能なため、投稿時だけの単発で終わりではなくリピートを含めた継続販売ができるとしている。

日中の若年層を中心に絶大な人気を誇るTikTok。その急成長ぶりには目を見張るものがあるが、それは同時にマーケティングやプロモーションを行う上で、魅力的なフィールドが醸成されていることも意味する。今回の新たなサービスは、まさにそこにおいて、インフルエンサーを活用した越境動画コマースを一気通貫で提供するものであり、中国市場での自社製品の拡散を企図する事業者にとっては、有力なチャネルとなり得るだろう。


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