YouTubeやAmazonの検索数をリサーチ!効果的なSEO分析に

ECのミカタ編集部

株式会社フルスピードは、被リンク分析・競合調査ツールである「Ahrefs(エイチレフス)」のキーワード検索機能を「キーワードエクスプローラー 3.0」として大幅にアップデートした。これによって、新たにYouTube、Amazonなど9つのサービスの検索数データが提供開始されたことを発表した。

より高度なSEO分析が可能に

ウェブコンテンツの普及により、ユーザーの検索行動は多様化している。

動画視聴であればYouTube、ショッピングであればAmazon、といったように、目的に合ったウェブサイトで検索をし、コンテンツや商品を見つけ出せるようになってきた。

コンテンツの再生数や商品の販売件数に大きく影響を与えるのはウェブサービスの検索結果に表示されるかどうか、それも検索上位にヒットするかどうか、という点であり、多くの企業が検索結果に目を向けるSEO対策に力を入れている。

しかしながら、現状では需要のあるキーワードや検索数を調査することは非常に困難といえる。

今回Ahrefs(エイチレフス)のアップデートをおこなったことで、これまでのGoogle検索に加え、新たに9つのサービスにおけるキーワード検索数の調査が可能となり、より高度なSEO分析が可能となることが期待される。

Ahrefs(エイチレフス)に追加された9つの検索フォーム

Ahrefs(エイチレフス)に追加された9つの検索フォーム

今回のアップデートにより、AhrefsではYouTubeやAmazonを含めた9つの検索フォームにおける「検索ボリューム」「複合キーワード候補」を確認することができるようになった。

BingやYahoo!といった国内でもメジャーな検索フォームはもちろんのこと、強大なネットワークを持つ中国のBaidu、韓国のNaverなどが加わる。

他にはロシアの検索エンジンYandex、チェコの検索エンジンSeznamを加え、幅広い範囲でのSEO分析が可能となった。

YouTuberやEC事業者、幅広く活用可能に

Ahrefsのキーワードエクスプローラーを各サービスの検索キーワード分析に活用することで、ユーザーの求める情報・商品を検索キーワードからより効率的に予測・リサーチすることが可能となる。

SEO分析ツールとしてはもちろんのこと、新たな視聴者を集めたいというYouTuberや、ECサイト運営者もAmazonでの販売を強化する際に活用できる。

Ahrefsの活用次第で、ウェブマーケティングも大きな変革を迎えるかもしれない。


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