ヤマト運輸が4/27からの大型連休中の配送状況についてアナウンス EC事業者も一定の心構えが必要か
ヤマト運輸では、2019年のゴールデンウィーク中の配送状況と、同ゴールデンウィーク期間中の主に発送側への注意喚起を内容とするアナウンスを行った。
空前の大型連休が始まる
2019年4月27日から、いよいよ今年のゴールデンウィークが始まる。特に今年のゴールデンウィークは、カレンダー通りであれば、最大10連休という空前の大型連休となっている。
これは天皇陛下の退位と、改元、新天皇の即位といった一連の歴史的行事を契機に政府主導で異例の大型連休となっているのは周知の通りだ。
ゴールデンウィーク中の配送状況
こうした異例の大型連休であるために、宅配各社の配送状況も気になるところだ。その宅配大手の中でもヤマト運輸が同ゴールデンウィーク中の配送状況についてアナウンスを行った。
結論から言うと、ヤマト運輸では4月27日(土)から5月6日(月)までのゴールデンウィーク期間中も通常どおり荷受けや配送を行う。
しかし高速道路の交通渋滞等により、一部地域で荷物の配送に遅れが生じる可能性があるともしている。そのため、特に発送側について日数の余裕を持って荷物を出すよう注意喚起を同時に行っている。
注意事項と「お願い」も発信
また同社では、次の点についてもアナウンスを行っている。2019年のゴールデンウィークは大型連休となり、長期間にわたり不在となる利用者が多くなることから、依頼主において協力をうながしている。
具体的には次の通りだ。
[1]
発送する際には、届け先が受け取り可能な配送予定日を、事前に確認すること。
[2]
送り状に届け先の利用者や依頼主の連絡先を記入する際には、携帯電話番号等、同社からの連絡がつながりやすい番号を記載すること。
[3]
また同社 宅急便センターにて保管中の荷物を引き取る利用者においては、荷物を待たずに受け取れるよう、来店する前に同社サービスセンターまで連絡すること。
以上を「お願い」の形で発信している。
まさに異例の大型連休となるだけに、同ゴールデンウィーク中はヤマト運輸において通常通り配送を行うとしても、連休後半や連休明けに購入者からの問い合わせが増える可能性とあわせ、EC事業者として一定の心構えが必要となりそうだ。