KARTEにレコメンド機能追加!より高いUXへ

ECのミカタ編集部

株式会社プレイド(本社:東京都中央区/代表:倉橋健太)は、同社が提供するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」の新機能として、「レコメンド機能」の提供を開始する。

45.4%が自分に合ったレコメンド機能で購入を決めた!

45.4%が自分に合ったレコメンド機能で購入を決めた!

ファッションECサイト利用者1,035人を対象に「商品レコメンドを受けたことがあるか」と尋ねたところ、全体の81.6%が「ある」と回答しており、ファッションECサイトにおいてレコメンド機能が広く浸透していることがわかる。

一方、「レコメンドが『自分に合ってない』と感じた経験があるか」という質問について81.8%の人が「ある」と回答。レコメンド機能は一般化しているものの、まだまだユーザーの好みを適切に捉えきれていないという現状があるようだ。

その現状を踏まえ、「自分に合った商品がレコメンドされたことをきっかけに、その商品を購入した経験があるか?」という質問には45.4%が「ある」と回答し、約半数にとって適切な商品レコメンドは購入促進につながることもわかった。

成功事例も。ユーザーに合わせたレコメンド機能

成功事例も。ユーザーに合わせたレコメンド機能

「KARTE」に今回追加された新機能「レコメンド機能」では、その特徴を商品レコメンドに特化して提供する。KARTE上で収集したデータだけでなく、店舗などオフラインのデータも統合し、購入や閲覧以外といった通常参照されることが多い要素以外のイベントもレコメンドロジックに加味することが可能。

ユーザーの状況や特定の行動をとったかどうかに応じてその人に採用するレコメンドロジックを調整したり、商品レコメンドの表現や表示位置・タイミングも柔軟に設計したりすることもできる。

テンプレートも豊富に用意されており、簡単に一人ひとりに対して有益なレコメンドを、その人に最適なタイミングで実現することが可能だ。

すでに株式会社パルに先行導入されており、柔軟なデザイン性、ユーザーごとのレコメンドの精度を都度あげていける点が高く評価されている。

レコメンド機能がファッションECを加速させる

ECのレコメンド機能に課題があ流のは大手ECモールでも同様だ。既に購入したことのある競合商品などがレコメンドされるなど、まだまだ購入意欲を推し進めるレベルには至っていない。今回のアンケート結果を見ても、疑問の余地はないだろう。

今回のKARTEに追加されるレコメンド機能が、どこまで消費者にとって有意義なものになるのか慎重に見極める必要はあるのではないだろうか。

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