約6割がカート放棄 かご落ちを防ぐリマインドメールをより簡単に
阪急阪神ホールディングスグループのユミルリンク株式会社は、メール配信システム「Cuenote FC」に、カートリマインド機能を追加した最新版を2019年6月13日から提供開始することを発表した。
カート放棄率は平均約6割!カートリマインドで機会損失を防ぐ
「Cuenote FC」は、ユミルリンクが提供するメール配信システムだ。
数千万規模の一斉メールを高速・確実に配信することが可能で、シンプルな操作でおこなえることが特長だ。
2019年5月時点で1,500社以上に導入されており、月間メール配信数は42億通を誇る。
今回、カートリマインド機能を追加し、ユーザーがカートに商品を入れたまま離脱してしまうことを防ぎ、ECの売上向上に貢献する。
ECサイトにおいて、カートに商品を入れたまま購入に至らず離脱してしまう、いわゆる「カゴ落ち」「カート放棄」の確率は平均で66.21%にものぼるという。
カートリマインド機能5つの特長
カートリマインド機能の特長は、以下のとおりだ。
1)簡単導入・リアルタイムで効果測定
ECサイトのカートページに指定のJavaScriptを設置し、メールコンテンツ、配信タイミングを設定するだけで、リマインドメールを自動で送信ですることが可能。
効果測定画面からは、カート放棄された金額・放棄率、リカバリーできた金額・リカバリー率、売上額などを管理画面上からリアルタイムに確認できる。リマインドメールを送る前に、カート放棄率や金額等を把握することも可能。
2)最短15分後から送信可能
「Cuenote FC」のカートリマインドでは、最短で15分後からリマインドメールを送信できる。
リマインドメールを送るタイミングは、早ければ早いほど、効果が高まる傾向にあるといわれている。
3)在庫切れ商品に対するリマインドメールの自動停止
ECサイトのカートページに指定のJavaScriptを設置する際、ECサイトから在庫データを連携しておけば、在庫切れ商品のリマインドメールが送信されてしまうことを防止できる。
4)HTMLエディター搭載
リマインドメールは、カート放棄した商品画像を表示できるHTMLメールで送信することが適している。「Cuenote FC」にはHTMLエディターが搭載されているため、知識がなくてもスマートフォン向けのレスポンシブ対応HTMLメールが作成できる。
携帯キャリアドメインへの配信にも対応。
5)配信停止機能
過度なリマインドメールが、ユーザー離れを引き起こすこともある。
そのため、メールを受け取りたくないユーザーが配信を停止できる機能も設けている。
販売価格はカートリマインド機能単体で初期費用50,000円(税別)。
月額費用は35,000円(税別)となる。
カート放棄は防ぎたいが、きめ細やかなメール配信は人がやるのには手間がかかる。
システムをうまく活用して、効率的にECサイトの売上向上を目指してみよう。