国内外のスタートアップ企業を支援!食のイノベーション「Oisix クラフトマーケット」

オイシックス・ラ・大地株式会社(以下「オイシックス」)が運営する「Oisix」は、6月27日(木)より独自の技術や製法を持つ国内外のスタートアップ企業や小規模の生産者・メーカーの食材だけを集めた「Oisix クラフトマーケット」コーナーを開設する。

「Oisix クラフトマーケット」での商品の販売を契機として、安定的に事業を成長させられるスタートアップ企業が年間で4社~5社、生まれることを目標としている。

「新たな食の体験」を提供する

「新たな食の体験」を提供する

米国では、IT技術×食品により技術的なイノベーションを起こすことができる商品やサービスが生まれる一方で、オーガニックのように持続可能な生産を目指したり、グルテンフリーといった従来とは異なる方法で「安全性」に配慮したりするなど、社会課題に対して新たなアプローチを行う商品の需要が高まっている。

「代替肉」や「昆虫食」など、今までにない価値を持った食品の登場により、食産業が活性化。

一方日本では既存の食製品の輸出需要はあるものの、新しい付加価値を持つ商品や、社会的課題の解決に役立つ商品の開発・販売においてはほとんど実績がない。

理由として食領域において新たなアイデアを持ったスタートアップ企業が成長する場や、それを支える組織が少ないこと、新たな価値を持った商品とそれを購入する顧客との出会いの場が少ないことがあげられる。

オイシックスはそうした課題を解決するために、「Oisix クラフトマーケット」を開設し、日本国内や米国のスタートアップ企業の商品を販売する場を提供する。

国内外のスタートアップ企業の商品を販売

オイシックスは、「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」をコンセプトに、インターネットで有機野菜や特別栽培野菜、無添加の加工食品など生鮮食品を届けるEC食品宅配サービス。

2019年3月末時点で会員数は205,976人、日本全国で広く利用されている。

オイシックスは、米国の食のインキュベーションを行うKITCHEN TOWN社 や、食と農に特化したベンチャーキャピタルのPowerPlant Venture社 と提携しており、これらの提携先からの商品を米国より独自に輸入し販売する。

また、オイシックスが手がける日本初の「食」を専門とした戦略投資部門「Food Tech Fund(フードテックファンド)」で関わりを持った、日本のスタートアップ企業の商品も販売していく予定だ。

ECをつかった「食」のイノベーションに期待したい。