2019年7月~8月末にかけて配送遅延に注意 2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて首都圏で大規模な交通規制を実施

ECのミカタ編集部

警視庁サイトより。

2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、断続的に交通対策テストが行われる。主に関東地方への配送遅延、交通状況によっては関東以外の地域の運輸・配送にも影響が出ることが考えられる。ここでは物流各社が発出している同テストに伴う配送遅延に関する情報などを見て行く。

首都高速道路の交通量最大30%減を目指す

警視庁によれば、今夏、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会本番並みの目標(首都高速道路の交通量最大30パーセント減)をかかげ、交通対策の総合的なテストが実施される。

大会期間中は選手をはじめとする大会関係者を安全かつ円滑に輸送することが求められる。警視庁ではマイカー利用の自粛(電車の利用)や業務用車両の通行調整など、交通量の低減への協力を求めている。

その上で、高速道路の必要な箇所で、本線料金所での通行制限や交通量に応じた入口閉鎖等の交通規制を段階的に実施し、大会成功の土台ともなるスムーズな交通環境をめざすとしている。

警視庁がアナウンスしている同交通規制の概要は次の通りだ。

◆交通量の低減

令和元年7月22日(月曜)から8月2日(金曜)まで
令和元年8月19日(月曜)から8月30日(金曜)まで

◆交通規制

令和元年7月24日(水曜)及び、7月26日(金曜)
令和元年8月23日(金曜)
(注記)8月23日(金曜)は、7月のテスト結果により実施を判断する。

◆交通規制内容

高速道路は、本線料金所から都心方向に流入する車の通行制限、交通状況により入口閉鎖等を行う一般道は、環状七号線を超えて都心方向に流入する車の通行制限を行う

◆その他

8月25日(日曜)には、開会式・閉会式を想定した交通対策テストを実施する。

日本郵便の状況

東京2020オリンピック・パラリンピック交通対策テストの実施に伴い交通規制が行われることから、関東地方で差出または配送となる郵便物・ゆうパックなどの到達に1日程度の遅れが生じる場合がある。

◆対象引受期間

2019年7月22日(月)~2019年7月26日(金)

佐川急便の状況

7月24日(水)、26(金)の2日間、大会開催に伴う交通対策テストが行われ、東京都内を中心に大規模な交通規制を実施することが大会組織委員会から発表されている。

これに伴い7月23日(火)~26日(金)に受け付けた関東地方向けの荷物、および関東地方から全国向けの荷物の配達に遅延が発生する可能性がある。

楽天EXPRESSの状況

東京2020オリンピック・パラリンピック交通対策テストの配送影響について、大会開催に向けた交通対策テストが2019/7/24(水)・ 2019/7/26(金)に行われる影響で、関東・中部・関西エリア全域で配送遅延が発生する可能性がある。

◆対象期間

2019/7/24(水)~2019/7/27(土)

2019年8月末にかけてと2020年大会本番の状況も注視

前述の物流各社が発出している情報は、2019年7月22日(月)~2019年7月26日(金)までのものだが、警視庁がアナウンスしている通り、交通規制テストについては8月の末まで予定されている。

また2020年に入れば大会本番が控えており、本年実施される各種の交通規制実験を上回る規制や交通渋滞も予想される。先に開催された大阪でのG20開催でも警備に伴う大規模な交通規制が行われ、実質的に数日ながらも物流に大きな影響が出たことは記憶に新しい。

EC事業者各社においても大会組織委員会や警視庁、物流各社の公式サイトなどを確認し、事前にどういった内容で配送の遅延などが発生しそうかを把握することが重要となりそうだ。


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