「ビックカメラ・コジマ・ヤマダ電機」各ECサイトにあいついで『Paidy翌月払い』を導入へ

ECのミカタ編集部

株式会社Paidy(本社 : 東京都港区、代表取締役社長:杉江 陸、以下Paidy)は、株式会社ビックカメラ(本社 : 東京都豊島区、代表取締役:宮嶋 宏幸、以下ビックカメラ)および株式会社コジマ(本社:栃木県宇都宮市、代表取締役社長:木村 一義)運営する2つのインターネット通販サイトに「Paidy翌月払い」が導入されることを公表した。導入時期はそれぞれ、「ビックカメラ・ドットコム」へは2019年12月より、「コジマネット」へは2020年1月となる。

またPaidyは、株式会社ヤマダ電機(本社:群馬県高崎市、代表取締役社長:三嶋 恒夫、以下 「ヤマダ電機」)が運営するインターネット通販サイト「ヤマダウェブコム」に、「Paidy翌月払い」が2019年11月中旬をめどに導入が決定した。

ビックカメラ・コジマ

ビックカメラ・コジマ

ビックカメラ・ドットコムは、これまで、クレジットカードや銀行振込、仮想通貨「ビットコイン」や残価設定クレジットなど、多様な決済方法を取り揃えていたが、後払い決済の導入には至っていなかった。これについてはコジマネットにおいても同じ状況だった。

各サイトでの売上高が伸長し、決済ニーズがますます多様化するなか、Paidyはこれまで同サイトを利用していた顧客とは異なる、Paidyの顧客層を誘導することにより、ビックカメラグループの事業成長へ貢献するとしている。

なおビックカメラ・ドットコムにおいては、今回のPaidy決済の導入により決済方法が業界最多の11種類となり、同サイトの利便性はさらに向上する。加えて今回の導入は「Paidy翌月払い」を利用できる加盟店のカテゴリー拡大にも今後大きなインパクトを与える機会であるしている。

ヤマダ電機

ヤマダ電機

ヤマダウェブコムは、全国展開ならではの豊富な品揃えと、幅広い配送ネットワークが特徴のヤマダ電機公式通販サイトだ。今後新たな顧客層の開拓を目指し若年層の集客に注力すべく、このたび同サイトではPaidyを導入することとなった。

クレジットカード以外の後払い決済導入は今回が初めてとなる。今後、提携を強化し、同社が運営する公式オンラインショッピングモール「ヤマダモール」においても「Paidy翌月払い」を導入する予定とのことだ。今回の連携によりPaidyの決済サポート分野は家電製品にまで拡大することとなり、より多くの顧客の利用が可能となる。

今後も導入の動きが広がるか

「Paidy 翌月払い」は、翌月おまとめ払いのEC向け決済サービスとして、2014年10月にサービスの提供を開始。決済はメールアドレスと携帯電話番号、SMS(ショートメッセージサービス)もしくは自動音声で案内する、本人確認のための4桁の認証コードの入力だけで瞬時に行われ、事前の会員登録は不要でクレジットカードがなくても利用できる。

「Paidy 翌月払い」で決済した代金は、翌月まとめてコンビニエンスストアや銀行振込、口座振替で支払えるので、利用者は安心・簡単・便利にオンラインショッピングを楽しめる。

クレジットカードを持っていないあるいは利用に抵抗がある人でも利用できるため、「Paidy 翌月払い」の導入企業においては新規顧客の獲得やコンバージョン率の向上が期待できる。

また購入時に決済が確定するため、前払いキャンセルによる機会損失や、代引きによるキャンセルリスクは発生しない。返金処理も簡便で売上金の入金 100% 保証に加えて、導入企業が負担する費用は決済手数料のみとなっている。なおアカウント数は250万口座を超えている(2019年10月時点)。

このPaidyがあいついで国内の有名家電量販店チェーンのECサイトに導入された。Paidyにとっても導入ECサイトにとってもメリットがあり、今後キャッシュレス決済とは縁遠かった各ECサイトにも同様の動きが広がるかにも注目だ。


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