ベイクルーズ、オンライン接客体験「STAFF START」導入
株式会社バニッシュ・スタンダード(本社:東京都港区/代表:小野里寧晃、以下「バニッシュ・スタンダード」)は、ベイクルーズグループ(本社:東京都渋谷区/代表:杉村茂、以下「ベイクルーズ」)へのサービス提供を開始した。
人気アパレルブランドを展開するベイクルーズに導入
今回「STAFF START」の導入が開始されたベイクルーズの自社ECサイト「BAYCREW‘S STORE」は、「JOURNAL STANDARD」や「IENA」など人気アパレルブランドを展開している。
先進的なオムニチャネル施策で業界内外から多くの注目を集め、EC売上においては自社EC比率が約7割にのぼるなど、業界トップクラスの水準を維持。今回の「STAFF START」導入によって、販売スタッフ自身の販売力を活かしオンラインでの販売をさらに伸ばしていく。
加えて、販売スタッフの自社ECやSNSでの貢献度を可視化し、適切な評価が可能になることで店舗とECの垣根を超えた売上や顧客満足の向上に取り組めることが期待されている。
年間流通総額は300億円!STAFF STARTとは
「STAFF START」は、バニッシュ・スタンダードが提供する次世代オムニチャネルツール。年間流通総額は300億円近くにのぼり、700以上のブランドへの導入実績を達成している。
ショップスタッフがコーディネート投稿を始めとするデジタル接客を可能とし、投稿したコンテンツを経由する個人売上を算出してショップスタッフや店舗の新たな評価を可能にするのが大きな魅力のひとつだ。
最も人気のコーディネート投稿は、販売スタッフが撮影したコーディネート画像に商品情報を紐づけ、ブランドの自社ECサイトやスタッフ自身のSNSに投稿できる機能をもつ。
顧客は店頭に足を運ぶことなくコーディネート提案や商品の着用感や着心地の説明を受けることができ、販売スタッフは自身の勤務する店舗に関係なく、全国の顧客に対しコーディネート投稿を通じてオンライン上で接客を行うことが可能だ。
また、「STAFF START」のコンテンツを経由し販売に至った場合は、投稿したスタッフの実績としてカウントされる。店頭での販売実績と合わせて評価することで、スタッフのモチベーションアップや企業との関係性強化の実現を目指している。
ECとの連携で、リアル店舗の課題も解決
ファッションECでは、画像で見ただけではわかりにくい、実物を試着してみないと不安、といった課題が多く挙げられる一方で、実店舗では、店員に声をかけられたくない、実際に試着したくても時間が足りない、といった要望も多くあり、ニーズは非常に多様化している。
それらの課題解決に加えて、オムニチャネル実施企業で頻繁に発生する、評価制度の仕組みづくりに関する課題についても解決に導くことができる。これらの課題解決は実店舗だけ、ECサイトだけでなく小売業界全体の活性化に繋がるのではないだろうか。