Shopifyと高機能リユース向けPOSシステム『ReCORE』が連携 リユースECにおけるオムニチャネル化と越境ECも支援可能に
リユース小売業向けクラウドPOSシステム「ReCORE」を提供する株式会社NOVASTO(本社:大阪府吹田市、代表取締役:佐藤秀平)は、世界№1シェアを誇るECプラットフォームShopifyの日本法人Shopify Japan株式会社(本社:東京都千代田区、代表:マーク・ワング、以下:Shopify)とAPI連携を行い、POSレジから簡単に自社ネットショップとの同時併売・在庫連動・受注管理が出来る「Shopify連携機能」をリリースした。
2サービスの概要と特徴
NOVASTO社のReCOREはECプラットフォームShopifyとAPI連携を行い、POSレジから簡単に自社ネットショップとの同時併売・在庫連動・受注管理が出来る「Shopify連携機能」をリリースした。両サービスの概要は次の通りだ、
◆Shopify
カナダ発、世界最大のクラウド基盤のマルチチャネルコマースプラットフォーム。多言語、他通貨にも対応していることから、簡単に越境ECにもを始めることができる。現在までに約175ヵ国、80万以上の企業をサポート。拡張機能・プラグインを利用することにより、マーケティングやSNS連携、配送手配など、様々なカスタマイズが可能となっており、日本でも2017年の参入以降シェアを拡大し続けている。
◆ReCORE
NOVASTOが提供する世界初、リユースショップの業務をトータルにカバーした究極のリユース小売業向けクラウド型POSシステム。買取から販売、EC、品出し、顧客管理、スタッフKPI管理まで網羅したReCOREなら、日々の業務を効率化しながら、業績アップへの近道が見つけることが可能。従来型のPOSレジの枠を超えた、時流に合わせて進化し続ける、新時代のPOSレジシステムとなっている。
【日本初】ShopifyとPOSシステムとの連携
ReCOREはリユース業界に特化したPOSシステムだ。通常の小売業向けPOSとしての機能ももちろん搭載している。リユース以外の小売業で、Shopifyで越境ECを運営し、さらにPOSシステムと連動させて管理したいという場合にも対応可能だ。
Shopifyでの販売にとって大事なタグ付けも、ReCORE上で設定して出品することが可能。さらにReCOREに搭載されている商品カタログを使えば、様々なタグ情報を自動的に追加する。
◆API連携により可能になること
[POS上の在庫をShopifyに出品]
POS上の在庫についてShopifyを含めた複数モールに同時出品が可能。
[在庫同期の自動化]
Shopifyストア上の在庫数と、店頭の在庫、他のECモール上の在庫を自動で同期。入庫時も各ストアに自動で反映。
[受注管理]
受注が発生するとReCORE上に売上情報・配送先情報を自動的に取り込み。
オムニチャネル化と越境ECも支援
同社では開発の背景として次のように述べている。
「現在、ほとんどのリユースショップでは、買取った商品をECに出品しております。利用しているECサイトが複数であることも多く、出品するだけでも多くの手間が発生し、その上在庫管理も煩雑となっている状況です。
ReCOREではこれまでに、Amazon.jp、ヤフオク!、楽天市場などの複数モールとの連携により、査定後買取った商品をその場でECモールに併売出品することが可能となり、EC出品・在庫管理にかかる手間を一気に削減。
そしてこの度Shopifyとの連携が搭載されたことにより、自社のネットショップとのオムニチャネル販売を実現し、さらに販路を拡大することができる様になりました。またShopifyは多言語多通貨対応の越境ECプラットフォームでもあることから一気に世界へ向けて商品を販売することも可能となりました」
EC市場の中でも大きな成長性が見込まれているリユース分野。今回、リユース向け高機能POSシステムと世界的なショップ構築プラットフォームが連携したことにより、同分野でのビジネス展開の支援にさらに弾みがつきそうだ。