最も検索されている日用品は?FMCG検索ランキング発表【株式会社オロ】

ECのミカタ編集部

株式会社オロ(本社:東京都目黒区/代表:川田篤)は2019年11月15日(金)、日本を含む世界5カ国のFMCGの検索ランキングを「SEMrush」を用いて調査した結果を発表した。

オンライン購入の伸びが顕著なFMCGの検索ランキング調査

FMCGとは日用消費財の英訳Fast Moving Consumer Goodsの略称だ。

回転率が良い製品、また、消費者の目的に合った製品の開発が早い製品のことを指しており、その特徴からオンライン購入の伸びが顕著に現れる。

オロは2016年9月~2019年8月の期間において、検索エンジンでの平均検索ボリュームが高かった上位10のFMCGを「SEMrush」を用いて調査し、日本を含む世界5カ国のFMCG検索ランキングTOP10をそれぞれ出した。

日本で最も検索されているのはコーヒー!デスクトップPCの方が検索されている特徴も

日本で最も検索されているのはコーヒー!デスクトップPCの方が検索されている特徴も

調査の結果、日本で最も検索されている食品はコーヒー、次いでチョコレートという結果になった。

特徴的なのは、ノートPCよりもデスクトップPCの方が他国と比べて上位にランクインしている点で、ヘアカラー・下着/肌着・シャンプーが上位にきているのも大きな違いとして注目したいところだ。

世界で見ると、フランスでは食洗器や香水が上位にランクインしていたり、ドイツでポテトチップスが1位だったりと、各国の文化の違いが検索結果に如実に現れている。

約700億USドルを超える、オンライン市場

オンラインで買い物をしたことがある人の割合は世界的に増加している。

特に食料品をオンライン購入したことがある人は2016年から2018年の2年間で15%増加しているというデータもある。

食料品を含む、新商品の開発スピードが比較的速く回転が良いFMCGは、2016年から2018年の2年間のオンライン売上が世界で約700億USドルを超えると推定されているほどだ。

日本においてもオンラインショッピング利用者は年々増加し、10代~70代のいずれの世代でも利用者数が増えている。

国内BtoCのEC市場規模は年々拡大しており、2018年は約18兆円と前年比で8.96%増加した。

FMCGは流行の入れ替わりが早く、各社の動きも次々と変化する。

そのようなFMCG市場に関係するマーケティング担当者は、競合他社や市場動向を正しく把握することで、適切なターゲット顧客に対する効果的なSEO戦略を立てることが必要不可欠だ。


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