通信販売の決済手段に関する意識調査。クレカ利用に対する不安を払拭するのは?

ECのミカタ編集部

株式会社カンム(本社:東京都渋谷区/代表:八巻渉、以下「カンム」)は、代金引換(代引)を中心に、通信販売の決済手段に関する意識調査を実施した。

「代引」の取りやめが続く。インターネット通販の決済手段の行く末は

総務省の調査によると、インターネット通信販売の決済手段として最も多く使われているものは「クレジットカード」で、次に「コンビニ払い」と「代引」が続く。
代引はクレジットカード以外の選択肢を求める人にとって便利な支払い手段のひとつではあるが、一方的な受け取り拒否多発などの事情から対応を取りやめる通販会社が増えているといわれている。

カンムは、誰でもつくれてネットショッピングにも便利なVisaブランドのプリペイドカード「バンドルカード」を運営する立場から、ユーザーに対して今回の調査を行った。

代引の利用経験者は6割、ネット通販でのカード理由に不安の声が大きい

代引の利用経験者は6割、ネット通販でのカード理由に不安の声が大きい

代引の利用経験の有無については6割が「ある」と回答。
利用した人の理由としては、「クレカを持っていない」との回答が半数と最も多い結果となった。

代引を利用するデメリットとしては「手数料が高い」ことが一番に挙げられ、次いで「現金が必要」「受け取りの時間や場所に制限がある」ことが挙げられている。
そうしたデメリットがあっても代引きを利用する理由として、クレカを持つことへの不安や、インターネット通販でカードを利用することはセキュリティ面に不安を感じる声が多く出ている。

一方で、代引の大前提として受け取り時間に受け取り場所にいることが必須だが、近年は通信販売そのものが自宅に不在でも受け取れる点をメリットとしている。
ネット通販で購入した商品を代引支払いするのは、若干の矛盾が生じつつあるようだ。

代引が廃止されたら…バンドルカードをキャリア決済の代わりにも

代引が廃止されたら…バンドルカードをキャリア決済の代わりにも

半数以上のユーザーは、「代引が廃止されても困らない」と回答している。

代替手段として最も多い回答は「コンビニ支払い」となっており、依然として現金払いが大きな支持を得ている。
キャッシュレス化が推進される昨今にあっても、キャリア決済やインターネットバンキング、電子マネーはまだまだ浸透していないようだ。

「コンビニ支払い」に次いで利用したいと回答があるのが「クレジットカード」だ。
カンムの運営するバンドルカードは前払いで利用できるため、クレジットカードのような使いすぎる不安がないのが売りのひとつであり、キャリア決済に対応していないところでもクレジットカードと同等に利用できるなどのメリットもある。


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