オープンロジがPayPayモールに対応 自動連携の広がりによりEC事業者の受発注や物流管理業務の負担をさらに軽減
株式会社オープンロジ(本社:東京都豊島区、代表取締役CEO:伊藤秀嗣、以下オープンロジ)は、「PayPayモール(ペイペイモール)」とのAPI連携に対応した。
PayPayモール出品者も物流自動化サービスを利用可能に
物流プラットフォームを運営するオープンロジ社は、ヤフー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川邊健太郎)が運営する「PayPayモール(ペイペイモール)」とのAPI連携に対応した。今回の連携のポイントは次の通りだ。
◆連携のポイント
・PayPayモールとAPIによるシステム連携に対応
・商品の保管・発送代行サービスの利用に必要な物流管理業務を自動化
・PayPayモール出店者は、追加料金なしで業務の手間の削減が可能
API連携によりできるようになること
<商品情報連携>
1クリックでPayPayモール上の商品情報をオープンロジに連携。自動更新も可能に。
<入庫情報の自動反映>
倉庫で商品の入庫が完了したら、PayPayモール上の在庫情報を自動で更新。
<発送業務の自動化>
PayPayモールの受注情報を自動でオープンロジに取り込み出庫依頼が可能に。倉庫から発送完了後、配送会社の問い合わせ番号を含む発送完了情報を自動で連携。
広がる自動化ソリューション
オープンロジは、ECの販売側と物流倉庫の運営側の間の分断されたデータや運用をAPIを活用して連携させ、EC事業者を中心に物流業務効率化のサポートを行ってきた。これまでに受注一元化サービスのネクストエンジン、およびEC運用支援サービスのSTORES.jp、ECモールのYahoo!ショッピング、ebayとAPI連携し、商品情報を1クリックでオープンロジに連携でき、商品の発送まで自動化できるサービスを提供している。
Yahoo!ショッピング出店者向けには、2018年6月から連携サービスを提供していたが、今回、Yahoo! JAPANの定める出店基準を満たした店舗のみが出品できるプレミアムなECモール「PayPayモール」とのAPI連携に対応した。これにより、「PayPayモール」出品者も、オープンロジへの商品登録から発送依頼までの物流管理業務を自動化するサービスを追加料金なしで利用できるようになったのだ。
「日々の物流業務をもっと簡単シンプルに」をコンセプトに月間出荷件数が数件〜数千件まで固定費ゼロ・従量課金で利用できる物流アウトソーシングサービスとして存在感を発揮してきたオープンロジはサポート範囲を広げることで、さらにその価値を高めることになりそうだ。