Web接客型Amazon Payで離脱率軽減を ネットショップ構築の『おちゃのこネット』で導入開始

ECのミカタ編集部

おちゃのこネット株式会社(神戸市:代表取締役 岡野 幹生)は、「おちゃのこネット」において「Amazon Pay」での決済を提案するポップアップが自動で表示される機能「Web接客型Amazon Pay」に対応した。

Amazon Pay利用を促すポップアップを表示

おちゃのこネット社は1月27日、同社が運営するネットショップ構築サービス「おちゃのこネット」において、「Amazon Pay」での決済を提案するポップアップが自動で表示される機能「Web接客型Amazon Pay」に対応した。

Web接客型Amazon Payとは、ログインせずに購入しようしているユーザーが、ユーザー情報の入力フォームで入力をためらっている状況を検知し、Amazonアカウントの配送先やクレジットカード情報を使って簡単に支払いできるAmazon Payの利用を促すポップアップウィンドウを表示する機能だ。

「Amazon Pay」の概要

「Amazon Pay」の概要

「Amazon Pay」を導入しているECサイトでは、購入者はAmazonアカウントでログインするとAmazonアカウントに登録されている配送先住所やクレジットカード情報を利用し入力の手間なく買い物ができる。同サービスの導入により、販売事業者はAmazonのアカウントを持つユーザーに対して、注文時の配送先住所やクレジットカード情報の入力の手間を減らすことを通じ、コンバージョンの向上につなげられる。

◆「Amazon Pay」の料金プラン(法人限定サービス)
・初期費用 0円
・月額費用 2,000円(税別)
・サービス利用手数料 4.0%(クレジットカード手数料を含む)

入力フォームでの離脱率の改善に期待

同社は今回の導入に際して次のように述べている。

「Amazon Payによる簡便な購入方法をWeb接客手法によってご案内することで、情報入力に負担を感じているお客様にスムーズで快適なお買い物体験をご提供します。また、オンラインショッピングサイトを運営する事業者様はこの機能を活用することで、自社サイトにおけるお客様の利便性を高めることができ、入力フォームでの離脱率の改善が期待できます」

ECサービスを提供する上で決済手段の幅広さと個人情報の入力時のハードルを下げることは、ともに離脱率を下げ、コンバージョン率を高めることに直結する。今回の導入によってその課題に正面から対応することになり「おちゃのこネット」のネットショップ構築サービスとしての価値が高まることになりそうだ。


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