株式会社ONPA JAPAN（東京都渋谷区、代表取締役:恩地佑亜 、以下「ONPA JAPAN」）は、ブランドが簡単にライブ配信しながら商品を販売できるライブコマースプラットフォーム「ONPAMALL」を正式にリリースした。

見やすいUIを採用

ONPAMALLとは「ライブ配信によるインタラクティブな会話を通じて、ユーザーが遠くにいても、まるでそのお店にいるような体験ができる」ライブコマースプラットフォームだ。ブランドスタッフの強い想いや大切にしたいブランドの価値を知ることができたり、その場にいなくてもその場にいるような感覚でリアルなコミュニケーションが楽しめるサービスだという。

またONPAMALLライブ配信では、縦型でも横型でも見やすいUIを採用。ライブ配信中は視聴者のチャットを見ながらブランドと視聴者とのインタラクティブなコミュニケーションを実現している。さらにライブ配信中にも商品購入ができるので見込み客に対してすぐに商品購入を促すことができる。

リスクを抑えた効果的なマーケティングが可能

同社はONPAMALL利用のメリットとして次のようにまとめている。

◆出店ブランド側の導入メリット

1．ONPAMALLによるブランド出店のサポート
出店ブランドに対して、ONPAMALLが出店の手続きをサポート。手軽かつすみやかにライブコマースを利用できる。

2．有名芸能人、インフルエンサーとコラボしたライブ配信も可能
出店ブランドのターゲット層にあった有名芸能人やインフルエンサー(以下、タレント)とコラボしてライブ配信ができる。成果報酬型のタレントがいるのでリスクを抑えた効果的なマーケティングが可能。イベント企画を絡めた集客をすることでブランドの売上向上が狙える。

3．ライブ配信で潜在顧客にアプローチし、新規顧客開拓が可能
ライブ配信をすることで、従来のEコマースでは伝えられなかったことを伝えることができ（例：配信者の人柄が伝わる）潜在顧客層にも出店ブランドのアプローチをすることができる。

4．スマホ一つで簡単ライブ配信
ONPAMALLに出店すると配信専用アプリによって簡単にライブ配信を行うことができる。はじめてのライブ配信では、ONPAMALLのこれまでの配信実績をもとにサポートを提供する。

5．本社コントロールのもと多数店舗でもライブ配信可能
出店ブランドは本社の管理画面で発行するID、PASSによって、多数店舗を本社がコントロールしライブ配信が可能。配信内容のクオリティを落とさずにしっかり管理することができる。

◆ユーザー側のメリット

1．実店舗に行かなくてもリアルなショッピングが楽しめる
ユーザーは、ブランドのライブ配信を見ながらその場で質問や相談ができ、商品に込められたストーリーや想いが聞くことができ、同時にライブ配信者の人柄も知ることができる。商品やサービスの気になる点をクリアにした上で、商品の購入が可能だ。

2．商品だけではなく、サービスもライブ配信で購入できる
ONPAMALLに出店しているブランドはゴルフのレッスンなどのサービスを販売しているブランドもある。今後はヨガや料理教室などのブランドも増やしていき、商品だけでなく、形のないサービスもライブ配信を通じて安心して購入することができる。

3．タレントとの様々な企画に参加できる
タレントとの企画ライブイベントも定期的に開催。ユーザーに一生に一度の夢のような出会いも提供できる。

4．ライブアーカイブ機能で過去のライブも視聴できる
過去に行われたライブ配信はアーカイブで視聴可能。好きなブランドを見つけたら、過去に配信されたアーカイブを楽しみながらショッピングもできる。

出店社を広く募集

ONPAMALL公開日時点でサービスを展開しているサービスブランドは下記の通りだ。上場企業からスタートアップ企業まで様々なブランドのライブコマースを通じて幅広いユーザーに商品やサービスを届ける。また今後は出店する企業・ブランドを増加させていく予定としており、同社では新規での募集も行っている。

◆ONPAMALL 出店ブランド一覧

QALB / NOMBRE / MY HONEY / BODYLINE / BROTURES / DOGGY BRO. / ミライズ / 青山ガーデン / バイク王 / 銀岩塩 / プロゴルファー南澤聡セレクトショップ / MONOゲート / Esthe Pro Labo Conceptシリーズ / 株式会社ユーグレナ / (敬称略、順不同)

ライブコマースはインタラクティブな配信を通して、企業・ブランドとユーザーの間でロイヤリティを醸成できる販売手法としてEC市場でも注目を集めている。それだけでなく、ユーザーの間でSNSなどを通し、商品情報や口コミの2次拡散・3次拡散も期待でき、マーケティングやプロモーションにおける費用対効果も高いとの指摘も多い。今回、そのプラットフォームとしてONPAMALLが加わったことになり、同分野に進出を企図しているEC事業者にとって新たな選択肢となりそうだ。