顧客に寄り添うパーソナライズドDMの自動化が可能に

ECのミカタ編集部

トライベック・ストラテジー株式会社(本社:東京都港区/代表:後藤洋、以下「トライベック」)と株式会社電通テック(本社:東京都千代田区/代表:松原靖広、以下「電通テック」)は、マーケティングプラットフォーム「HIRAMEKI management®」(以下「HIRAMEKI」)を活用したデジタル施策と、パーソナライズドDMソリューション「Direct→One®」を活用したアナログ施策を連携させたOMOソリューションの販売を開始する。

顧客一人ひとりに合わせた適切なDM配信をワンストップで

顧客一人ひとりに合わせた適切なDM配信をワンストップで

HIRAMEKI management®はシンプルな使いやすさで「続けられる」に特化したマーケティングオートメーションだ。

BtoB、BtoC、ECサイトなど、用途に応じた機能を厳選してパッケージすることができるため、不要な機能への支払いがなく、リーズナブルな価格で目的のリテンション施策を実行することが可能となる。

今回、「Direct→One®」を活用したOMOソリューションの販売を開始することで、HIRAMEKI上で分析・作成されたカスタマージャーニーに基づき、デジタル施策だけではフォローしきれない顧客に対して、リスト内の顧客一人ひとりに合わせたDMをワンストップで配信できるようになる。

HIRAMEKI管理画面で、オンライン行動データ、顧客属性データ、商品マスターデータを基にした顧客セグメントを作成すると、顧客一人ひとりに紐付くパーソナライズデータが生成される。
このデータが日次や週次など設定したスケジュールでDirect→Oneに連携されることで、宛名印字、パーソナライズされたデータを差し込んだDMの印刷、投函が行われ、最速でオーダーから24時間以内に投函完了まで実施することができるという流れだ。

BtoB、BtoCでの活用例

BtoBでの活用例として、顧客ごとに興味関心がパーソナライズされたDMをタイムリーに届けることが可能となる。
セミナーに参加する等過去に獲得した自社のリードのうち、自社HPから資料ダウンロードした顧客に対して、「顧客が資料ダウンロードした」というトリガーでDMを発信する等の活用ができる。

BtoCでの活用例としては、「カゴ落ち」を防ぐ施策に役立つ。
商品ページでカゴ落ちした顧客に対して、24時間以内にカゴ落ちした商品を写真付きでDMに差し込んで発送し、DM到着を見計らってメールなどのオンライン施策でナーチャリングをかけていくことができる。

多様化する消費者の生活に寄り添い、適切な顧客体験を構築

HIRAMEKIはこれまで、クライアント企業の持つさまざまなデータの活用、オンライン上のコミュニケーション施策を通じて、企業のデジタルマーケティングを支援してきた。

一方で、昨今の生活者の行動や価値観はますます多様化し、企業が生活者とのコミュニケーションを最適化するためには、デジタルチャネルに限らず、オン・オフそれぞれのコンタクトポイントの強みを生かした顧客体験(CX)の構築が重要となってきている。

このような流れを受けて、HIRAMEKIはユーザーのリアルチャネルに対するニーズを満たすべく、今回のサービス連携を開始した。

Direct→OneはCRM活動におけるターゲティングからコミュニケーションの設計・実行までをワンストップで提供するソリューションだ。
既存のMAツールとAPI連携が可能で、顧客データ分析に基づいたパーソナライズドDMの生成から印刷・発送までを自動化する。

HIRAMEKIとDirect→Oneをシームレスに連携することで、これまで手作業で行っていたリスト生成と入稿作業を全自動にして、リードタイムの短縮と人手では難しかったDMのパーソナライズ化を実現した。

今後多くのBtoB、BtoC取引において、顧客体験の向上につながることが期待される。


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