Yahoo!ショッピングのアイテムを手にとって買える ネットとリアルを融合した次世代型店舗『QRECS』を鉄道駅や商業施設に展開へ

ECのミカタ編集部

SBエンジニアリング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今井 康之)と、ジョルダン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 俊和、以下「ジョルダン」)は、「Yahoo!ショッピング」の取扱商品などを手に取って体感しながら購入できる次世代型店舗「QRECS(Quick and Real EC Shopping、キュレックス)」を共同開発した。

商業施設・鉄道駅構内・駅ビルなどに設置

ソフトバンク株式会社の子会社であるSBエンジニアリングと経路検索サービスの大手、ジョルダンは、ヤフー株式会社が運営するオンラインショッピングモール「Yahoo!ショッピング」の取扱商品などを手に取って体感しながら購入できる、商品棚とデジタルサイネージを併設した次世代型店舗「QRECS(Quick and Real EC Shopping、キュレックス)」を共同開発した。

商業施設や鉄道の駅構内、駅ビルなどに「QRECS」を設置することを想定しており、「QRECS」を設置する施設と出店を希望する「Yahoo!ショッピング」のストアの申し込み受け付けを開始している。

ECとリアルショップを融合した次世代型店舗

「QRECS」は、ネット(オンラインショッピング)とリアルショップの融合を実現した次世代型店舗だという。商品棚とデジタルサイネージを併設しているため、オンラインショッピング限定の商品であっても、サイズや素材などを実際に体感しながら買い物ができる他、地方の名産品や旬のものなど、リアル店舗には在庫がない商品も購入できることが特長となっている。

ユーザーは、デジタルサイネージで欲しい商品を選択し、画面に表示されたQRコードをスマホやタブレットのカメラで読み取ることで、「Yahoo!ショッピング」の商品ページに遷移し、そのままオンライン上で購入することができる。購入した商品は指定した場所へ配送されるため、その場からの持ち帰りが難しい大きな商品や重い商品でも気軽に買い物を楽しめるとしている。

ポップアップストアのテスト出店にも活用できる

SBエンジニアリングでは「QRECS」を活用するメリットとして次のように述べている。

「『QRECS』を設置する商業施設などは、『QRECS』で商品を販売する出店者から出店料を受け取ることができるため、空きスペースを有効活用して新たな収益を創出することが可能です。一方、『Yahoo!ショッピング』のストアは『QRECS』に出店することで、ユーザーに商品の実物を体感してもらえる他、これまでオンラインではリーチできなかったユーザー層へ商品を訴求することができるため、新規顧客の獲得による売り上げの向上が期待できます。

また、『QRECS』は一般的なリアル店舗と異なり、現場での接客・レジ対応や在庫調整などが不要な他、月単位で契約が可能なため、期間限定のポップアップショップの出店やテストマーケティングを低コストで実施できます。なお、今後は多言語対応の他、『QRECS』にAI(人工知能)を活用したカメラを設置して通過・滞留人数やサイネージの閲覧数、ユーザーの属性などを計測・分析し、表示内容や出店料の検討の参考にするなど、ユーザーや設置オーナー、出店者にとってより利便性の高いサービスの実現に向けて取り組んでいきます」

ECとリアルショップの融合はオムニチャネルのワードに象徴されるように、さまざまなアプローチで進んでいる。今回、ECプラットフォームとして集客力と知名度を有する『Yahoo!ショッピング』が参加したリアル店舗として、鉄道駅や商業施設などに出店する点など消費者の目にも触れやすい展開と言えるだろう。今後こうした動きが他のECプラットフォームにも広がるか注目と言えそうだ。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事