【新型コロナ】完全リモートで商品撮影が可能に コンテンツ制作サービス『cocorone studio』の提供開始
株式会社IDENTITY(所在地:岐阜県、共同代表:碇和生、モリジュンヤ)は、同社のコンテンツ制作サービス「cocorone studio」において打ち合わせから撮影・納品までを完全リモートで行える物撮りプランの提供を開始した。
専門知識を有する約140名でコンテンツ制作
IDENTITY社が運営するインスタグラムメディア「cocorone」は、コンテンツ制作サービス「cocorone studio」において2020年4月20日より打ち合わせから撮影・納品までを完全リモートで行える物撮りプランの提供を開始した。
同社ではInstagramで活躍するスタイリスト、フォトグラファー、料理研究家など、暮らしにまつわる専門知識をもつメンバーが約140名在籍するコミュニティ(=cocoroneルームメイト)を構築。クライアントの課題やニーズに合わせた最適なメンバーをキャスティングし、コンテンツ制作を実施するとしている。
物撮りプラン概要
◆提供内容
[完全リモートの撮影プラン]
全国各地にいる140名のcocoroneルームメイトによる撮影、もしくはプロカメラマンによるリモート撮影を実施する。※現在スチール撮影のみ対応。
[リアルタイムサポート]
cocoroneのディレクションチームがオンラインビデオツール・チャットツールを活用して、撮影をリアルタイムでディレクションすることが可能。※オプション料金でクライアントもリモートで立ち合う。
◆利用メリット
・クライアントや同社メンバー・撮影者も一切外出することがなく申し込みから納品までが可能
・ライターや編集者、デザイナーも在籍しているので、テキストの制作や文字入れ等への対応も可能
◆納品までのフロー
・オンラインMTGにて、打ち合わせ→撮影プランを提示
・撮影するルームメイト(またはカメラマン)をアサイン
・ルームメイト(またはカメラマン)の自宅で撮影
・アタリデータを確認してもらい、レタッチ後に納品
◆コンテンツの用途
・SNSに掲載する画像
・ECサイトの商品写真
・雑誌、カタログに掲載する写真
上記のほか幅広い用途に対応。
新型コロナ禍でのリモート撮影ニーズに対応
同社によれば「完全リモート撮影プラン」は、新型コロナウイルスの影響により、従来とは異なる撮影対応を余儀なくされる企業や制作会社のニーズに対応したという。cocorone studioでは、こうしたニーズと課題を前に、全国各地に在籍する約140名のcocoroneルームメイトによる物撮り撮影や、パートナーのプロカメラマンによるリモート撮影・ディレクションを強化し、サポート提供することにしたのだ。
新型コロナウイルスによる感染拡大によって、企業においても防疫の観点から出社が抑制される状況になっている。その一方で一般に「巣ごもり消費」が広がってECへの需要が高まっており、EC事業者をはじめ、その対応はリモートに大きく頼らざるを得ない。こうした状況に対応した同社の新サービスは、多くの事業者の窮状下のビジネスをアシストすることになりそうだ。