アプリ多言語化ソリューション『WOVN.app』の最新版ver.1.0.0がリリース モバイルシフトを見据え事業者の海外展開を支援
Wovn Technologies株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:林 鷹治、以下:WOVN)が提供するアプリ多言語化ソリューション「WOVN.app(ウォーブン・ドットアップ)」が、Swift(iOS)およびKotlin(android)に対応したver1.0.0をリリースした。
モバイルシフトに対応
同社ではWOVNはこれまで、追加開発なしでWebサイトを最大40言語に多言語対応させる「WOVN.io」を、15,000サイト以上に導入してきた。その一方で、Webの閲覧においては、スマートフォンの普及に伴ったモバイルアプリ市場拡大が進み、Webブラウザよりモバイルアプリの利用時間が長いといったデータもる。
また顧客からもアプリ多言語化の要望が多く寄せられるようになっていたという。この現状を鑑みて、WOVNでは、Webサイトに加えてアプリの多言語化も必要と判断し、WOVN.appを開発し、最新のver1.0.0としてサービスリリースを行ったのだ。ver1.0.0では、iOS、androidにおいて現在シェアを拡大してきている開発言語であるswift(iOS)とkotlin(android)に対応している。
「WOVN.app」ver.1.0.0の特徴
同社がまとめる最新ver.1.0.0の主な特徴は次の通りだ。
◆スピーディな導入方法
WOVN.appではローカライズファイルで管理された多言語化ではなく、WOVNが提供するSDKを既存のプログラムに組み込むことにより導入が完了する
◆自動化された翻訳
SDKに内包されたクラスを利用することでアプリのUIコンポーネントに埋め込まれたテキスト文に対して機械翻訳を利用して翻訳の自動化を実現できる
◆カスタマイズ可能な翻訳編集
品質を重要視する箇所について人力翻訳も利用でき、専用SDKを組み込むことでWOVN管理画面で登録された画像と置換できる
事業者のグローバル展開を支援
同社は今後の展望として次のように述べている。
「WOVN.appは、アプリの多言語化を推進することで、在留外国人やインバウンド旅行者への対応、ならびに、海外展開における現地消費者の囲い込みを考えているクライアント様にとって不可欠な存在を目指します。Web多言語化ソリューション『WOVN.io』、アプリ多言語ソリューション『WOVN.app』を統合的にご活用いただくことで、企業のブランディングメッセージを翻訳資産として一括管理ができ、グローバル展開における最適なビジネスパートナーとしてクライアント様のデジタルトランスフォーメーションをサポートしていきます」
「世界中の人が、全てのデータに、母国語でアクセスできるようにする」をミッションに、ネイティブアプリを最大40言語に多言語化し、海外戦略を成功に導く多言語化ソリューションWOVN.app。多言語化に必要なシステム開発・サイト運用、翻訳にかかる不要なコストと人的リソース削減を通して顧客のビジネスに貢献してきた同ソリューションは、最新バージョンによってさらに進化を果たしたようだ。