限定50社で東南アジア7ヵ国への商品を無償掲載 PAEが東南アジア最大級のECモール『Shopee』と業務提携を実施
株式会社PAエンタープライズ(東京都文京区、代表取締役 上田直之、以下「PAE」)は、東南アジア最大級のECモール「Shopee」と業務提携し、東南アジア諸国のShopee越境ECプラットフォームに限定50社で商品を無償掲載できるプランを開始した。
7ヶ国(地域)に加え2ヶ国も準備中
PAE社は、東南アジア最大級のECモール「Shopee」と業務提携し、東南アジア7ヵ国のShopee越境ECプラットフォームに限定50社で商品を無償掲載できるプランを開始した。対象となる国と地域は、シンガポール・台湾・マレーシア・タイ・インドネシア・フィリピン・ベトナムの7ヶ国で、フィリピンとベトナムは現在準備中となっている。
これまでのノウハウを投入
PAEは、東証二部上場企業である株式会社ピーエイ(東京都文京区、代表取締役 加藤博敏、以下ピーエイ社)の連結子会社として、日系企業のベトナム進出を総合的に支援してきた。支援内容はECサイトの運営代行、ベトナムでの美容イベント、Facebookの広告プロモーション、化粧品、サプリメントの薬事申請から物流など多岐に渡る。
日系企業がベトナム市場に進出するためには、行政手続きや法規制への対応、物流や決済等のインフラへの対応、ベトナム現地の販路開拓、マーケティングのローカライズ等、様々な課題をクリアする必要があるが、これらに独自で対応することは困難な場合が多く、ベトナム進出の障害となっているケースが散見される。
同社はピーエイ社をはじめとする資本提携、業務提携を背景に、販路開拓、マーケティング、物流や決済等のインフラ、WEB制作及びシステム開発、イベント開催等に対応する独自のノウハウで顧客の支援サービスを提供しているが、今回新たに東南アジア最大級のECモール「Shopee」と業務提携を実施したのだ。
1SKUから無料で登録が可能
同社は提携に際して次のように述べている。
「通常はShopeeに商品を掲載するためには10SKU以上の商品登録が必要になりますが、日系企業には最小限のSKUでテストマーケティングを行いたいというニーズが存在しており、これがShopee利用のハードルとなっていました。この度PAEがShopeeと業務提携したことによって、1SKUから無料で登録が可能となりました」
ベトナムへの越境EC支援で確かな実績を積み重ねてきた同社。今回の提携によって一気に急成長するアジア諸国への展開が可能となり、コロナ後も見据えたビジネス拡大を企図する事業体の支援に弾みが付くことになりそうだ。