STAFF STARTが@cosmeのアイスタイルと業務提携を実施 コスメ市場でのオムニチャネル施策支援を強化

ECのミカタ編集部

左:バニッシュ・スタンダード代表小野里氏、右:アイスタイル代表吉松氏

株式会社バニッシュ・スタンダード(本社:東京都港区、代表取締役:小野里 寧晃、以下バニッシュ・スタンダード)は、コスメ・美容の総合サイト「@cosme(アットコスメ)」を運営する株式会社アイスタイル(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:吉松 徹郎、以下アイスタイル)との業務提携を実施した。

美容業界へのサービス導入を推進

実店舗の販売スタッフのオムニチャネル化を推進する“スタッフテック”アプリケーションサービス「STAFF START」を提供するバニッシュ・スタンダードは、コスメ・美容の総合サイト「@cosme」を運営するアイスタイルとの業務提携を実施した。今回の提携により、STAFF STARTの導入をアイスタイルがサポートすることで、美容業界へのサービス導入を拡大していくとしている。

提携を通して、アイスタイルがSTAFF STARTのビューティ領域のブランド向け外部窓口を担当し、ブランドのSTAFF START導入を円滑化するという。またバニッシュ・スタンダードは、人的リソースをSTAFF START開発にそのまま注力できる体制をもとに、バニッシュ・スタンダードとの直接契約も引き続き対応し、同様に既存の契約ブランドについても、引き続きバニッシュ・スタンダードが対応する。

美容部員によるデジタル接客を強化

バニッシュ・スタンダードが運営するSTAFF STARTは、販売スタッフがコーディネート投稿を始めとするデジタル接客を可能とし、投稿したコンテンツを経由する個人売上を算出して販売スタッフや店舗の新たな評価を可能にする”スタッフテック”アプリケーションサービスだ。現在アパレル業界を中心に800以上のブランドに導入され、年間流通総額も400億円を超え、前年比約3倍の成長を記録するなど成長を続けている。

またアイスタイルは、3.1億PV(月間)を獲得している@cosmeが消費者の強い支持を集めると同時に、化粧品ブランド向けに販促、マーケティング、人材サービスを展開するなど、美容業界に対し大きな影響力を持つ。

今回の提携により、アイスタイルがSTAFF STARTの化粧品ブランド向けの導入窓口となり、外部機関としてSTAFF START導入の独占サポートを開始する。昨今の新型コロナウイルスの流行などの社会情勢を受け、美容業界でもデジタルシフトが求められる中、本提携を通じSTAFF STARTの美容業界に対する導入を加速させる方針としている。

それらを通し、実店舗で働くブランドの美容部員の情報発信によるブランド公式通販サイトの活性化と、顧客と美容部員、ブランドの接点強化、さらにはデジタル世界へ美容部員の活躍の場を広げる上での支援をしていくものとみられる。

購買に至るまでのプロセス全体も可視化

今後の展望として次のように述べている。

「ブランド公式通販サイト、美容部員個人のインスタグラムへのコンテンツ投稿に加えて、今後は@cosme SHOPPINGにも美容部員のコンテンツの同時投稿が可能になる見込みです。さらに、将来的には@cosmeの商品データベース、Beauty ID(美容事業者が持つID)のデータベースとSTAFF STARTのデータベースを連携し、アイスタイルが展開する化粧品ブランド向けの顧客育成プラットフォームサービスBrand Official上で、購買実績という結果だけでなく、購買に至るまでのユーザーのプロセス全体を可視化し、企業のマーケティング活動に生かせるような施策を検討していく予定です」

EC市場全体を俯瞰しても、オムニチャネル施策の重要性は増している。さらに激しくなる競争を前に両社の強みを融合することで、デジタルとリアル双方における販売支援戦略が進化することになりそうだ。

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