OKIPPAアプリがTimeTreeと連携 再配達依頼もよりスムーズに

ECのミカタ編集部

Yper株式会社が提供する、荷物の配送状況が管理できるOKIPPAアプリが、株式会社TimeTreeが提供するカレンダーシェアアプリ「TimeTree」と連携した。

再配達依頼もスムーズに

Yperが提供する、荷物の配送状況が管理できるOKIPPAアプリが、TimeTreeが提供するカレンダーシェアアプリ「TimeTree」と連携した。今回の連携により、ユーザーは、配達状況に応じて予定を組み替えたり、また同居者に荷物受け取りを依頼することが容易になるとしている。また、万が一荷物を受け取れず、再配達となってしまった際も、連携するOKIPPAアプリ上から再配達依頼が可能だ。

経済産業省によると、2018年度のBtoCにおける日本国内のEC市場規模は17兆9,845億円で、EC化率は6.2%。今後さらに伸びることが予測されている。ECにより人は、商品を探す手間や買いに行く手間から開放されたが、荷物受け取りのための手間が増加している。Yperでは、提供する簡易宅配ボックスOKIPPAや、OKIPPAアプリにより、荷物の受け取りを簡単にし、日々の生活をより便利に、そしてストレスフリーにしていくことを目指すとしている。

連携の概要

連携の概要

OKIPPAアプリは、ECで購入した荷持などの配送状況が確認できるアプリだ。簡易宅配ボックスであるOKIPPAバッグと併用すると、荷物がOKIPPAバックに配送された際にアプリに配送完了通知が届く。またアプリ上で置き配の盗難保険に加入することもできる。

ユーザーが、OKIPPAアプリのマイページより2社のサービスを連携すると、TimeTreeのカレンダー上に、荷物の配送予定が表示されるようになる。購入時点で配送日が未確定である予約販売の様な商品も、追跡番号が発行されたタイミングでTimeTreeのカレンダーに自動的に配送状況が同期される。

ユーザーの声に応えて実現

今回の連携に際して同社では次のように述べている。

「本連携は、TimeTree社が実施したユーザーアンケートにより実現しました。TimeTreeに連携を望む機能として、多くのユーザーが『配送」』と回答しており、配送状況のスケジュール管理は、忙しい現代人にとって今後生活に必要不可欠な存在になると予測されます。今後Yperでは、外部サービスとの連携を強化し、さらなるユーザーの利便性向上に努めます」

ECにおけるラストワンマイルを支える宅配。EC市場の拡大とともに物流量も増大し、再配達も頻発している。そうした状況は宅配事業者の逼迫にもつながっており、見過ごせない社会問題ともなってきた。この課題に官民挙げてさまざまな解決策が展開されているが、OKIPPAも有力なソリューションとして存在感を示してきた。今回の連携を通し、よりユーザー目線でのサービスが提供されることになり、課題解決と利便性向上を通して、その価値をさらに高めることになりそうだ。

ECのミカタ通信19号はこちらから


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事