KARTEの新プロダクト「KARTE Blocks」クローズドβ版で提供開始

ECのミカタ編集部

株式会社プレイドは、同社の提供するCXプラットフォーム「KARTE」の新しいプロダクト「KARTE Blocks」クローズドβ版を提供開始した。既にKARTEを利用している企業に対して、提供企業数と期間を限定した上で無償提供する。

サイト運営の課題を解決

企業のサイト運営はとても複雑で、様々な課題を抱えている。システムによる制約や組織構造の課題、人材のケイパビリティの問題もある。

「KARTE Blocks」であれば、このようなサイト運営に伴う様々な課題を解決し、工数をかけずにシンプルに管理しながら、サイトパフォーマンスの最大化を図る運用が実現できる。サイトの要素はノーコードで簡単に更新することが可能。

1行のタグを設置するだけで、その開発環境や規模を問わず、どのようなサイトであっても新しいサイト管理体験を実現する。

「KARTE Blocks」5つの特徴

「KARTE Blocks」5つの特徴

1)サイトのあらゆる要素をBlockに分解、自由に編集・更新、反映可能

誰でも簡単に扱える直感的な操作で、画像・テキスト・HTMLなどサイト上のあらゆる場所を更新・編集し、即時反映することができる。

2)複雑なサイトをシンプルに整理、直感的な理解が可能に

サイト上のあらゆる要素をBlockとして切り出し、管理画面上にリストアップする。
複雑なサイトを分かりやすく整理して全体像を可視化することで、工数をかけずに正しく運用できる環境を提供する。

3)パーソナライズで顧客の属性や行動に合わせたサイト体験
「KARTE Blocks」によって、サイト上のあらゆる場所でパーソナライズが可能になる。クリエイティブを複数パターン用意しABテストを行うことも簡単に実現。

4)ノーコードで誰でも簡単に。ローコードでカスタマイズも可能
あらゆるサイトでノーコードのサイト管理を実現し、さらに手を加えたいときには、HTML / CSS / JavaScript を編集して高度な編集をすることも可能。

5)自動でBlockに分解し、自動でパフォーマンスを評価する
サイトをBlockに分解し、Blockごとのパフォーマンスを可視化するまでを「KARTE Blocks」が自動で行う。

複雑な設定や高度な分析なしにひと目で効果を把握できるので、Blockごと、ユーザーセグメントごとに効果が良くないBlockを入れ替えたり更新を行っていくだけで、サイトパフォーマンスの向上を図ることが可能となる。
※こちらは現在開発中の機能。

ユーザーの「今」を捉え、1人ひとりを深く知る

ユーザーの「今」を捉え、1人ひとりを深く知る

これまでのKARTEは、ポップアップを提示するなどサイトの”上”のコミュニケーションレイヤーで個別最適化を図ることに軸足を置いてきた。ただ、サイトを訪れるユーザーの顧客体験はポップアップなどのアクションのみで作られるものではなく、サイトという場がその人の「今」を捉え最適化されているかどうかが、そのサイトにおける顧客体験の質に影響をもたらすと考えられる。

このような課題意識から、BMSという新しいサイト運用のコンセプトのもと「KARTE Blocks」は開発された。KARTEを併せて活用することで、顧客体験の根幹をかたちづくるサイト自体の改善を目指すと同時に、ユーザー1人ひとりを深く知り、その人に最適な体験を多様な選択肢のなかから提供することが可能になる。リクルートなどの大手企業もクローズドβ版を先行導入し、その効果の高さを体感している。ユーザーの顧客ロイヤリティを高めるツールとして、うまく活用してみるといいだろう。

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