アンカー・ジャパン、本社の株式上場を機にコーポレートロゴを刷新 あわせてスマートデバイスなど4つの事業ブランドとして再編を実施

ECのミカタ編集部

アンカー・ジャパンは、本社であるAnker Innovationsが新規上場を果たしたことを節目に、日本市場でのさらなる飛躍を目指してコーポレートロゴを刷新。

次なるステージの成長ドライバーとして期待を寄せるスマートプロジェクターブランド「Nebula」を第4の事業ブランドとして独立させることを公表した。

事業ブランドの集合体へと進化

2011年の創業当初より先駆的にD2Cを採用し、米国・日本・欧州を中心にデジタル関連製品でトップクラスの販売実績を誇るAnkerグループの日本法人、アンカー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:井戸義経、以下アンカー・ジャパン)は、2020年8月24日(月)にグループ本社のAnker Innovationsが新規上場を果たしたことを節目に、日本市場でのさらなる飛躍を目指してコーポレートロゴを一新させた。

アンカー・ジャパンは、事業の中核であるAnkerをより多くの人に知ってもらうため、日本法人が設立された2013年よりAnkerのブランドロゴをコーポレートロゴとしても活用して来た。しかし2018年以降に本格参入した完全ワイヤレスイヤホンやロボット掃除機が昨今、モバイルバッテリーや急速充電器等のチャージング関連製品およびポータブルスピーカーに続き、オンライン販路を中心にトップクラスのシェアを獲得するまでに急成長。

アンカー・ジャパンがユーザーにとって価値ある事業ブランドの集合体へと進化を遂げつつある現状を鑑み、今回の刷新に至ったとしている。新コーポレートロゴは本社Anker Innovationsのロゴをベースにデザインされ、ブランドカラーの深いブルーはイノベーションの“可能性”と“知”を、一回りずつ弧を描きながら大きくなる5つのサークルは「5つ星のブランド体験と世界中の顧客の毎日を支える企業への成長に向けた決意」を表しているという。

スマートプロジェクターの「Nebula」を独立

また事業面においても、コーポレート・ミッション「Empowering Smarter Lives」の実現に向けて前進すべく、これまでAnker傘下でサブブランドとして育んでいたスマートプロジェクターブランド「Nebula(ネビュラ)」を一事業ブランドとして独立させることとなったという。

Nebulaはスマートフォンで映画や動画、ゲーム、音楽等を楽しむ人に、より豊かなエンターテインメント体験を提案するブランドだ。Android OSを搭載したモバイルプロジェクターを世界に先駆けて投入し、なかでも500ml缶サイズながら5,000以上のアプリが使えるAndroid TV 9.0を搭載した「Nebula Capsule ll」は2019年6月の発売以来、のべ2万台の販売実績を記録。それとともに国内最大級のオーディオビジュアルアワード「VGP2020 SUMMER」では、特別賞【ポータブルビジュアル大賞】と【ポータブルプロジェクター(ライフスタイル) 】部門賞・金賞の2冠を受賞した。

さらにクラウドファンディングサイト「Makuake」において1億円以上の支援を集めた4K+3D音響対応のホームプロジェクター「Nebula Cosmos Max」に代表されるNebula Cosmosシリーズの本格発売も今秋に控え、今後アンカー・ジャパンではNebulaをAnker・Soundcore・Eufyに続く第4の事業の柱として、そして次なるステージの重要な成長ドライバーとして力を注いで育てていくとしている。

Ankerグループの本社は、新規上場を達成

また、Ankerグループの本社Anker Innovations Technology Co., Ltd. (所在地:湖南省長沙市、CEO:スティーブン・ヤン、以下Anker Innovations) は、深圳証券取引所の新興企業向け市場「創業板 (ChiNext) 」において、米国方式のIPO登録制導入後初の上場企業の一つとして新規上場を果たしている。

Anker Innovationsは2011年に創業し、今年で10期目を迎える。創業当初より、時代に先駆けてD2C (Direct to Consumer) モデルを採用すると共に、顧客の声に基づいてスピーディーに製品の開発・改善を行うソフトウェア的発想のものづくりを実践。2019年にはグループ全体で売上約1,050億円を達成した。

モバイルバッテリーやUSB急速充電器等のチャージング製品からスタートした事業は、「Empowering Smarter Lives」をミッションに、この10年でオーディオ製品、ロボット掃除機・モバイルプロジェクター等のスマートホーム関連製品、IoT製品へと広がっている。

今回の株式上場に際しAnker Innovationは、4,100万株を新たに発行し、約420億円の資金調達を行うとしている。調達した資金は、主にコア技術や製品、ソフトウェアの研究開発や、その中心となる施設の増強や運用に投じられる見込みだ。

グループの次なるステージへ

株式上場に際し、キーパーソンからは次のようなコメントが出されている。

Anker Innovations CEO スティーブン・ヤン氏

「Ankerグループは、お客様の声に応えるために何ができるのかを追究し続けている企業です。Ankerグループの製品は世界中から毎日寄せられる声を迅速かつ精緻に分析し、そこで得た気づきから研究開発やイノベーションを重ね、生み出されています。スマートに暮らすことは世界中の多くの方が望んでいますが、私たちの毎日にはまだその希望が叶えられていない場面が多くあります。私たちAnkerグループが目指しているのはそのギャップにテクノロジーの力で変化を起こすこと。そのためには新しいイノベーションへの挑戦が必要であり、その挑戦を推進する優れたチームが必要です。今回の上場は、皆様が望む未来への入口です。私たちはイノベーティブで力強く成長する組織を構築することで、その未来をより近くへと引き寄せて参ります」

アンカー・ジャパン株式会社 代表取締役 井戸義経氏

「Ankerグループの次なるステージへの大きな一歩を日頃より応援してくださっている皆様にご報告できますことを心より嬉しく思います。私たちの生活はときに穏やかに、ときに急速に変化しますが、本当にスマートで快適な生活を送るためには、その変化に寄り添い支える優れたハードウェアが必要だとAnkerグループは考えています。本日を機にこれまで大切にしてきたお客様の声を起点にしたものづくりをさらに強化し、日本の皆様がより有意義な生活を実現できるような製品をお届けすべく邁進致します。今後のAnkerグループの成長にご期待ください」

アメリカに次いで2位とも言われるGDPを誇り、世界の工場としての存在感にも安定感のある中国。その中国発の同社グループは新規株式上場を通して、ブランドも再編し、さらなる高みを目指すものと思われる。グローバル市場においてもスマートデバイスが注目され、競争も激しくなる中、どのようなイノベーションと新たな価値を提供していくのか注目といえそうだ。

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