多言語でのサイト内検索を可能に 『WOVN.api』をリリース
Wovn Technologies株式会社(本社:東京都港区、代表:林鷹治)は、様々な外部機能と連携を実現する『WOVN.api(ウォーブン・ドットエーピーアイ)』をリリースした。連携第一弾として、ナビプラス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:篠 寛)の『NaviPlusサーチ』と連携し、「多言語でのサイト内検索」の提供が可能となった。
Wovn Technologies
Wovn Technologiesは「世界中の人が全てのデータに、母国語でアクセスできるようにする」をミッションに、Webサイト・アプリを最大41言語、75のロケールに多言語化し、海外戦略・在留外国人対応を成功に導く多言語化ソリューション「WOVN.io」、「WOVN.app」の開発、運営を行っている。
これまで、WOVN.ioでは主にHTMLでテキスト化された情報を翻訳していたが、WOVN.apiのリリースに伴い、HTML化されていない情報の多言語対応が可能になった。WOVN.apiは、シンプルなインターフェースを採用しているため、外部機能との連携を容易に実現することが可能。様々な事業者との連携により、WOVNのソリューション幅を広げ、顧客にこれまでにない「多言語化の価値」を届けるためにもWOVN.apiの開発に着手した。
多言語でのサイト内検索を実現
WOVN.api連携の第一弾として、サイト内検索サービスを展開するNaviPlusサーチとの連携を開始する。
コロナ禍において、多くの業界ではこれまでの店舗対応中心の対応から、非接触型のEC購入のインフラを一層強化している。国内だけではなく、海外にも目を向け、越境ECや海外向けWebサービスに力を入れる企業が増えることも見込まれる。
今回、WOVN.apiとNaviPlusサーチが連携し、サイト内検索の多言語化サービスを提供できるようになったことにより、企業側で言語別の検索データベースを構築しなくても、NaviPlusサーチの高機能検索機能をそのまま使える「サイト内多言語検索」が可能となる。日本国内の商品名などを把握していない外国人にも、満足なサービスを提供することが可能となる。連携の特徴は下記である。
1、企業が保有する検索対象データをWOVN.apiを通じて翻訳が可能
2、WOVN.apiの管理画面を通じて翻訳結果を簡単に修正可能
3、NaviPlusサーチの高機能検索機能をそのまま利用可能
多言語化の価値を提供
新型コロナウイルスの感染拡大における「新しい生活様式」に対応するために、オンライン化、デジタル化の推進が不可欠な状況となっている。国内外の移動が思うようにできない中、越境ECの活用などにより、情報を発信していくことは重要である。
検索システムは日々GoogleやTwitter上で利用する人が多く、ECにも同様のクオリティを無意識に求めるのが一般的だ。それは海外でも同様だ。海外の利用者の購買体験・利便性を高めるために今回の連携は大きな役割を担うのではないか。