ECサイト運営にはヒートマップツールを活用!おすすめツール紹介

ECのミカタ編集部

ヒートマップツールは、Webマーケティングを行ううえで非常に重要な役割を果たします。ECサイトを運営するにあたり、ネットユーザーのアクティビティを可視化できるので、今後の戦略を立てやすくなるでしょう。また、ヒートマップツールの種類はさまざまなので選び方も重要です。この記事では、ヒートマップツールの特徴や選び方を解説します。

アクセスデータを簡単に確認!ヒートマップツールとは

ネットユーザーの思考を可視化


ヒートマップツールとはすなわち、アクセス解析をするための機能です。ネットユーザーが自社サイトを訪問した際、どのようにマウスを動かしているのか、画面の色の濃淡で分かるようになります。基本的に、色が濃いほどマウスが集中しており、薄い場所はそれほどクリックされていないといえます。ネットユーザーの視線とマウスの軌道は80%以上一致しているといわれているので、サイトがどのように受け入れられているのかを可視化できるのです。

サイト内でのアクティビティをチェック


ネットユーザーの熟読しているエリアが分かれば、それに合わせてサイトのデザインを考え直せます。たとえば、あまり重要でない部分が熟読されていたとしたら、デザインに問題があると考えられるでしょう。サイトで伝えたいことが注目されるよう、レイアウトを工夫しなければなりません。また、縦長の画面であれば、ネットユーザーがどこまで読んでくれているのか、離脱ポイントも確認できます。


マーケティングが変わる!ヒートマップツール導入のメリット・デメリット

メリット


まず、「サイトの長所と短所が明らかになる」のは大きなメリットです。クリックエリアを確認すれば、人気のリンクをすぐに見つけられます。一方、ネットユーザーが間違ってクリックしている箇所も分かるので、サイトのデザインの問題点も自覚できます。次に、「感覚をデータにできる」のも魅力です。ユーザーインターフェースはしばしば感覚的な概念になるため、数値化するのが困難です。しかし、ヒートマップならユーザーの感覚を、色の違いという形で反映できます。

そして、ヒートマップによって分かる全てのデータを、「マーケティング戦略に役立てられる」のが最大のメリットです。ヒートマップツールはネットユーザーの思考の大部分を正確に見せてくれるので、効率的な戦略に活かせます。その結果、マーケティングに関するコスト削減に役立つのです。

デメリット


強いて挙げるなら、「正確なユーザー心理までは分からない」点です。ヒートマップだけでは、「なぜクリックが集中しているのか」「どうして離脱が起きているのか」の原因までは判明しません。これらの要因はサイト運営者が自力で考えなければならず、判断を誤るリスクもあります。

また、ツールによっては画面が見にくく、かえって運営者が混乱してしまうこともありえるでしょう。ただし、これらのデメリットは運営者のスキルアップや、ツールの選定によって解決できます。ヒートマップツールにはさまざまな種類があるので、自社サイトの特徴に合ったものを選ぶことが肝心です。

特徴や導入実績を紹介!おすすめツール6選

Ptengine

株式会社Ptmindがリリースした、収益改善のためのプラットフォームです。15万件以上の実績を誇り、マーケティングから営業、サイト構築まで幅広い業務を支援してきました。ユーザーが自分好みに内容をカスタマイズできるのも魅力です。特に、サイトのボトルネックを洗い出すための手段として、ヒートマップが愛用されてきました。ユーザーのアクティビティが可視化されることで、予算配分やLTV向上に役立つデータを収集できます。

SiTest

アジアで50万サイト以上が導入しているツールです。株式会社グラッドキューブが提供しており、ヒートマップ解析やABテスト、EFO対策、レポーティングの4つの機能が搭載されています。特に、ヒートマップ解析ではクリックからスクロールまで、幅広いアクティビティに対応しています。SiTestを用いれば業務上のPDCAをスムーズに回すことができ、企業の売上を高められるでしょう。なお、料金はベンダーに問い合わせる必要があります。

User Heat

月間30万PVまでなら、無料で利用できるアクセス解析ツールです。株式会社ユーザーローカルが開発し、大手企業だけでなく首相官邸でも導入されました。3種類のヒートマップで、パソコンや携帯端末のユーザーの動きをデータ化します。とにかく画面が見やすく、企業でも個人でも、幅広いサイト運用に活用されてきました。料金は、ホームページから問い合わせることで確認できます。

ミエルカヒートマップ

株式会社Faber Companyがリリースしたヒートマップツールです。世界で1500社以上、約1万サイトの実績を誇っています。無料でヒートマップ解析やコンバージョン改善を進められるうえ、ベンダーからの設定サポートもなされています。スマホにも対応しており、ユーザーの利用端末に関係なく解析を行えるのは大きな強みです。さらに、スクリーンショットで重要なデータを保存可能です。有料プランは月額9800円~となっています。

Site Dock

株式会社Kaizen Platformはデジタルソリューションのプロフェッショナルです。そして、ヒートマップ解析においても「Site Dock」を提供してきました。サイトの課題探索、改善施策のプラン立案など、多様な解析に利用できるツールです。特に、改善施策の効果を視覚化しているのはSite Dockの大きな特徴だといえるでしょう。ヒートマップ以外にも滞在時間グラフなどで、追加コンテンツがサイトに及ぼした影響をチェックできます。ちなみに、料金はベンダーに確認となるものの、「Kaizen Cloud Engine」ユーザーなら無料で追加可能です。

Contentsquare

株式会社ギャプライズが販売している、マーケティングツールです。旧Clicktaleの進化形で、大手サイトでの導入実績もあり、「世界No1の顧客体験分析ツール」を自称してきました。主な機能はヒートマップとコンバージョンの分析です。クリックエリアはもちろん、訪問者のマウスの全操作を記録でき、サイトの改善に役立てられます。ページ単位ではなく、コンテンツ単位で細かい分析ができるのも強みです。正確な投資判断をサポートし、確実な費用対効果へとつなげます。なお、料金は問い合わせる必要があります。

Squad beyond

広告代理店を中心に、導入実績を伸ばしているプラットフォームです。株式会社SIVAが制作し、分析からチーム管理までを一貫して提供してきました。プロジェクトメンバー内での情報共有をスムーズにし、透明性のある組織づくりをサポートします。ヒートマップ機能も搭載されており、誰でも簡単に使える画面設計が魅力です。ヒートマップ機能は既存ユーザーから招待された場合のみ、無料プランでも使用できます。ただし、新たに導入するなら月額9万8000円~の有料プランを契約する必要があります。

ヒートマップツールで無駄のないマーケティングを

ECサイトではしばしば、非効率的なマーケティング活動に時間を割かれてしまうことがあります。ヒートマップツールはネットユーザーの需要を可視化してくれるので、マーケティングの正確性が高まります。無駄な作業に時間と労力をつぎ込むこともなくなるでしょう。導入コストの安いツールも多く、ECサイト運営者にはおすすめです。

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