サラウンド株式会社は、ヴァルトジャパン株式会社との業務提携を実施し、EC小売事業者向けのフルフィルメント業務代行サービスの相互強化を行うことを公表した。

サラウンド×ヴァルトジャパン

EC小売事業者のフルフィルメント・カスタマーサービス事業を手掛けるサラウンド株式会社（東京都渋谷区 代表取締役：安川修平）は、国内最大級の障がい者特化型BPO事業を展開する、ヴァルトジャパン株式会社（本社：東京都千代田区 代表取締役：小野貴也）と、2020年10月1日に業務提携し、EC小売事業者向けのフルフィルメント業務代行サービスの相互強化を行うことを公表した。

両社の概要

◆サラウンド株式会社

2013年設立。青森県八戸市にオペレーションセンターを有し、創業より一貫して小規模EC事業者のフルフィルメント業務、カスタマーサポート業務、コールセンター業務の代行を行なっている。

◆ヴァルトジャパン株式会社

全国47都道府県、総勢10,000名を超える、働く意思を持つ障害者をネットワーク。民間企業の外注業務を積極的に受注し、累計約400種類を超える業務を、障害のある方々へ再委託・マッチングサービスを提供（障害のある方に”新たな仕事の流通”をつくる「障がい者特化型BPO事業」）。医療福祉経験者、障害のある社員、BPOディレクターなどで構成されたチームをもって、案件の作業管理・品質管理・納品管理・技術指導等を行っている。

拠点・人的リソース・ノウハウを提供

今回の業務提携により、ヴァルトジャパン社がネットワーク化している、全国約1,000を超える、障がいのある方が働く事業所の空きスペース（総延床面積：5,000坪超）、ワーカーリソース（10,000名超）を、EC小売事業者向けに提供することが可能となった。

また事業者の生産拠点があるエリアに関わらず、顧客にとって最適な拠点を指定でき、さらに、サラウンド社が持つフルフィルメント業務のノウハウも提供されることになり、EC事業者のビジネス加速に寄与することになりそうだ。