[ライブコマース初]アクセサリーブランド“Hina by Superbly”が『あと値決め』を導入

ECのミカタ編集部

スーパーブリー株式会社 (所在地:渋谷区、代表取締役社長:原本洋平)は、同社発のアクセサリーブランド「Hina by Superbly」において、消費者が実際に体験し、後から値段を決められる「あと値決め」を行うことが可能になったと公表した。

「あと値決め」活用事業者は1000超に

スーパーブリー株式会社は、同社発のアクセサリーブランド「Hina by Superbly」において2020年12月1日より、国内初となるライブコマース領域におけるポストプライシング活用開始が決定したことを公表した。これは、「あと値決め」を活用することにより実現に至ったという。

「あと値決め」とは株式会社ネットプロテクションズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長(CEO):柴田 紳、以下当社)の運営する国内初・国内唯一のポストプライシングのアウトソーシングサービスだ。

「あと値決め」は、2019年08月に活動開始し、多領域におけるポストプライシングの可能性の実証実験を実施した。現在ではイベント、EC、サービスなど9業種30社以上が加盟。加盟企業を通じてあと値決め形式でサービス提供可能な事業者は1000を超えている。

顧客フレンドリーなEC体験を実現

顧客フレンドリーなEC体験を実現

「Hina by Superbly」は、デザイナーAya Suzukiが手がけるハンドメイドアクセサリーブランドだ。素材やデザインにこだわり、トレンドをおさえたアクセサリーを提案。手描きアートで丁寧に仕上げたアイテムは、世界に同じものは存在しない完全なる一点物となっている。日々のコーデにちょっとした彩りをプラスしてくれるデイリーアイテムがコンセプトだ。

同社では、リアル店舗でアクセサリーを試すことが難しい状況が続くなか、実際に手にした商品を納得したあとに価格を決定できる、顧客フレンドリーなEC体験が実現したとしている。同ブランドは、Instagramのライブ機能を活用した顧客参画型のブランド構築に取り組んできたそうだ。

今回導入されたポストプライシングシステムは、ライブコマースのみならず、取り寄せた商品のうち好きな商品以外を返品できる新サービス「あれもこれもアクセ」でも活用される。

体験と、その価値を買う時代へ

体験と、その価値を買う時代へ

「Hina by Superbly」代表者より導入背景について次のようなコメントが出されている。

「これからの時代は、よりお客様が体験と価値を買う時代です。価格は売る側ではなく、買う側が決める。そんな時代への幕開けだと思います。だからこそ、売る側も価値を考えて提供する。『あと値決め』はそこにとてもマッチするシステムです。私たちが心を込めて作ったアクセサリーが一体どれくらいのお客様の心を捉えているのだろう。どんな価値があるのだろう。そんな疑問と、もっと純粋にショッピング楽しんでほしいという思いから、この『あと値決め』を導入しようと思いました。

全く新しい、体験型のショッピングシステム。お客様と一緒になって作り上げていく、価値を高めていく。私たちのアクセサリーにきっとマッチするだろうと思います。そして、自分のやりたいという気持ち次第で自由にその使い道を決めることができる点も魅力の一つです。『あれもこれもアクセ』では、昨今のインターネットショッピングが加熱するなか、実際にみないとわからない!でも実際に店にはいけないし…という自分自身の体験も踏まえて企画しました。実際のお店に行ったように色々なアクセサリーを試すことができる。そんなECサイトが欲しかったのです。そこにもこの『あと値決め』が役に立ちました」

また同社は、体験後に消費者が自ら価格を決定して支払うことを可能にすることで、本当に良いサービスや製品、真摯にサービス提供をする事業者が信用されやすい社会を創造したいとしており、今後の展開にも注目と言えそうだ。

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