カラーミーショップ・minne・SUZURIの2020年合計流通額が2000億円を突破

ECのミカタ編集部

GMOペパボ株式会社は、同社が運営する主要なEC関連サービスについて、2020年の合計流通額が2000億円を突破したことを公表した。

カラーミーショップ・minne・SUZURIが好調

GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社(代表取締役社長:佐藤 健太郎 以下、GMOペパボ)は、「カラーミーショップ byGMOペパボ(以下、カラーミーショップ)」、「minne byGMOペパボ(以下、minne)」および「SUZURI byGMOペパボ(以下、SUZURI)」の3つのEC関連サービスについて、2020年12月12日(土)をもって、2020年の合計流通額が2000億円を突破したことを公表した。

「巣ごもり消費」と各種施策が奏功

「巣ごもり消費」と各種施策が奏功

同社は、今回の合計流通額増加の背景には、4月の緊急事態宣言以降の外出自粛や実店舗の営業縮小が巣ごもり消費の拡大と事業者のオンライン販路拡大をもたらし、国内のEC化が加速したことが要因の1つとして挙げられるとしている。

それに加えて、「minne」や「カラーミーショップ」におけるCM放映やキャンペーンの実施といったプロモーション強化や、「SUZURI」の積極的なクリエイター誘致による新規クリエイターの増加など、各サービスの利用促進に力を入れたことが、合計流通額2000億円突破につながったようだ。

各サービスの強化も進める

今回の公表に際し、同社では次のように述べている。

「GMOペパボでは、『インターネットで可能性をつなげる、ひろげる』をミッションに掲げ、個人を中心としたインターネット上での表現活動を支援する事業を多数展開しています。今後もGMOペパボは、“作品(もの)を売る”ことも表現活動の一つであると考え、インターネット上での表現者を増やし、サービスを通じて活動を支援してまいります。また、事業者や作家・クリエイターの販路拡大に貢献するべく、DX化を推進し、さらなる事業の拡大を目指します」

また各サービスの今後の予定は以下の通りだ。

[カラーミーショップ」
販促支援アプリの提供や、管理画面の改善などを予定

[minne]
検索システムの刷新や、作品データの充実を予定

[SUZURI]
データ分析によるプロモーションの効率化と、プロモーションの強化を予定

EC市場にとっても、まさに激変の年ともなった2020年。平時における変化の数倍のインパクトがあったと指摘する識者も多い。さらに熱を帯びるEC化・デジタル化の波の中で、同社サービスの進化も加速することになりそうだ。

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