メガネスーパーのビジョナリーホールディングスがLINEを活用した顧客紹介プログラムを開始
株式会社ビジョナリーホールディングスは、利用者がLINE公式アカウント上で家族・友人などへの紹介クーポンを発行・送付し、一定条件でインセンティブを受けることができる「アイケア・アンバサダー」の提供を開始した。
LINEを通じてクーポンとインセンティブを付与
株式会社ビジョナリーホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:星﨑尚彦)は、クラスメソッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:横田 聡、以下「クラスメソッド」)のLINE公式アカウントの機能開発における技術支援を受け、知両者がLINE公式アカウント上で家族・友人などへの紹介クーポンを発行・送付し、一定条件でインセンティブを受けることができる「アイケア・アンバサダー」を12月22日(火)から提供を開始した。
この「アイケア・アンバサダー」は、同社グループが運営するメガネスーパーをはじめとする各店舗を利用した顧客が、LINEを通じて家族・友人に向けて、利用体験などの口コミとともにクーポンを発行して送付することができる仕組みとなっている。
紹介を受けたユーザーが店舗、メガネスーパーグループ公式通販サイト、コンタクトレンズが手軽に注文できるアプリ(スマートフォンアプリ)、コンタクトかんたん注文LINE(LINE公式アカウント)でクーポンを利用し、購入商品や購入金額などの一定条件を超えることで、紹介元となった顧客に対して特典チケットをインセンティブとして発行する。
「アイケア・アンバサダー」の主な特徴
◆LINE で手軽に家族・友人を紹介
LINE公式アカウントを友だち追加し、トーク上で紹介したい相手を選び、家族・友人へ紹介クーポンと紹介メッセージを送ることができる。紹介メッセージは紹介したい相手に対して店舗やスタッフのどこが良かったのかオススメポイントを記入することが可能だ。
◆紹介元の顧客への特典チケット・インセンティブ付与
紹介した相手が商品購入・サービス加入によって一定の条件を超えると紹介元の顧客にアマゾンギフト券やカタログギフトなど様々なインセンティブが LINE上で付与される。特典チケットは1枚ごとにアマゾンギフト券と交換でき、特典チケットが5枚たまるごとに特別な豪華ギフトと交換することができる。
「アイケアの輪」をさらに広げていく
同社は、サービス開発の背景として次のように述べている。
「当社は2014年からアイケアを重視したサービス・接客を展開しており、特にメガネでは最大52項目の検査となるトータルアイ検査をはじめ、お客様の眼やメガネのお悩みに対処した高付加価値サービスが高いご満足度を頂戴しております。加えてコンタクトレンズでは定期便など高い利便性のサービスや補聴器販売での高い技術力と豊富な品揃えを背景とした接客も高い支持を得ております。こうした当社サービスにご満足されたお客様が新たなお客様をご紹介いただけるケースが非常に多いため、眼やメガネのお悩みを解決する『アイケアの輪』を一緒に広めていただけるきっかけとなるよう本サービスの開発・導入に至りました」
また今回の新サービス導入は、現在国内で最も使われているコミュニケーションプラットフォームであるLINEを活用するために、LINEの各種APIを使用して LINE 公式アカウントのトーク画面からWEBアプリケーションと連携できるLINE LIFF アプリ実装、LINEログインによる認証、Messaging APIを活用したメッセージ配信、およびAWSを利用したLINEユーザーIDと顧客データの照合基盤の構築を行ったという。
これにより、顧客がよりサービスを利用し易い環境を実現するとともに、同社から顧客や顧客同士のコミュニケーションを円滑にすることによりCRMの更なる強化を図っていくとしている。また今後は、LINEのチャット機能を使い顧客から直接の意見・要望を寄せてもらい、同社のサービスに反映したり、クーポンをメールやハガキでも送れるように機能追加を行い、さらに利便性の高いサービスを提供していくとのことで、顧客とのロイヤリティ醸成と、さらなるユーザーの獲得に寄与することになりそうだ。