[テモナ×デジタルシフト] 提携でサブスク・ビジネスを一気通貫で支援

ECのミカタ編集部

テモナ株式会社と株式会社デジタルシフトは、業務提携を行うことを公表した。今回の二社の業務提携により、顧客企業に対し、サブスクリプション事業の導入提案をはじめ、一気通貫で支援をするという。

新たな事業モデルの導入や転換が必要な企業をサポート

サブスクリプションビジネス支援サービスを提供するテモナ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐川 隼人、以下「テモナ社」)と企業のデジタルシフトを支援する株式会社デジタルシフト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鉢嶺 登、以下「デジタルシフト社」)は、業務提携を行う。

経営の安定が見込めるサブスクリプションが注目される中、ECにとどまらずサブスクリプション事業を検討・開始したいという企業ニーズが高まっている。そうした中、今回の二社の業務提携により、新たな事業モデルの導入や転換が必要な企業に対し、サブスクリプション事業の導入を積極的に提案し、市場調査、SWOT分析、事業計画立案等の事業戦略コンサルティングからサービスイン後の運用サポートまでを一気通貫で支援するとしている。

業務提携の内容

業務提携の内容

テモナ社は、サブスクリプションという言葉が未だ日本に浸透していない黎明期から約10年間、サブスクリプション型ビジネスの運営企業をサポートしてきた実績を持ち、現在、サブスクリプション事業に特化したサービスを提供している。

またデジタルシフト社は、デジタルホールディングスグループのデジタルシフトにおけるノウハウを集結し、昨年の設立以降、その必要性を認識するものの、何から手をつければよいかがわからないといった企業のサブスクリプション導入を強力に後押ししている。

両社の提携により、サブスク事業を成功させるための戦略立案から、確実に成果を生み出すための実行支援まで、KPI実現を重視したサポートを実施するという。事業コンサルティングとサブスクリプションのインフラ提供企業が提携することで、市場調査から運営設計、実施まで一気通貫したサービス提供が可能となるとしている。

顧客の声に対応

テモナ社は、業務提携の背景として次のように述べている。

「2019年度のサブスクリプション(定額)サービス国内市場規模は、6,835億2,900万円である一方で、2024年度のサブスクリプション(定額)サービス国内市場規模は、1兆2,117億円と予測されています。この拡大する市場予測を背景に、事業のサブスクリプション化への需要が高まる一方で、『どこからはじめてよいかわからない』といった企画や戦略立案の段階でのお困りの声が多数寄せられています。

その声に応える為、市場シェアNo.1でアカウント実績1,000以上を誇るサブスクリプション特化型のクラウドシステム『サブスクストア』の提供をはじめサブスクリプション事業支援サービスで多数の実績を持つテモナ社と共に、デジタルシフト社の事業コンサルティングで培った経験を活かし、企業のサブスクリプション事業を導入期から強力にバックアップできる体制を整えました」

拡大するサブスクリプション市場を前に、課題を抱える企業や担当者も少なくない。そうした状況を前に、実績とノウハウを持つ両社が手を取り合うことで、有望な市場に乗り出す各事業体のビジネスを加速させることになりそうだ。

ECのミカタ通信20号はこちらから


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事