ロジクラの導入で自社と委託倉庫の在庫を一元化 人件費50%削減に成功

ECのミカタ編集部

株式会社ロジクラ(本社:東京都新宿区、代表:長浜佑樹)は、運営する在庫管理SaaSソフトウェア「ロジクラ」がAmazonや楽天市場などで商品を販売する有限会社山七商店(本社:新潟県三条市、代表:山本久芳)に導入され、在庫ズレや欠品の削減に成功した事例を発表した。

在庫管理の効率化を実現

「ロジクラ」は個人事業主から中小企業を対象にしたクラウド型の在庫管理ソフトで、誰でも、いつでも、どこでも在庫管理を行うことができる。スマホを使ったバーコード検品やピッキング、納品書や送り状の発行、追跡番号の記録などにも対応しており、導入事業者は16,000社を突破している。

ロジクラ導入で在庫ズレや欠品の削減に成功

有限会社山七商店は、吸音ボードや吸音材、壁紙シールなどDIY商材の商品企画や販売を行う企業で、Amazonや楽天市場などのECモールに出店をしている。商品の取り扱い点数を増やしたこともあり、売上も伸びていたが、人気が出たセット商品の販売タイミングで欠品が生じたことでWMSの導入を検討していた。そこでロジクラを導入し、主に以下4点の成果を感じている。

1、複数拠点の在庫状況を一元管理できるようになった
自社倉庫と委託先倉庫の在庫をロジクラに一元管理したことで、これまで4名で行っていた業務を2名でできるように。確認作業の削減や運用方法の標準化につながっている。

2、在庫の見える化で欠品の発生を事前に検知
複数拠点の在庫を一元管理し、ネットショップ上の在庫表示と同期することで在庫が減ったタイミングで販売数の調整を行い、欠品の発生を検知することが可能に。

3、在庫確認作業が削減され、在庫ズレが解消
電話やメールで行っていた在庫確認をロジクラのソフトウェアで管理できるようになり、各拠点の在庫数やネットショップの在庫数を同期することが可能に。

4、人件費50%削減に成功
ロジクラで各拠点の在庫情報を確認し、スムーズに入荷拠点を指定することができるようになり、各拠点の在庫管理が正確に。在庫数が少ない商品を予め確認して倉庫に実在庫数を確認したり、拠点間の在庫移動に対応できるようになった。

少人数でも対応が可能に

ロジクラの導入を経て、山七商店は以下のようにコメントしている。
「ロジクラを導入したことで、商品点数が2倍以上に増えてもスタッフ2名で受注管理、在庫管理、出荷指示、出荷作業ができることを確信しています。少人数の大勢でも取扱商品を増やすことができており、出荷が増えても対応できると思っています。今後はより多くの新商品を取り扱い、お客様に喜んでもらえるよう商品ラインナップを拡充させていこうと考えております。」

誰でもどこでも使うことができるロジクラは、コロナ禍においてECを強化したい事業者を後押しするサービスと言えるであろう。

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