全世界で7500社以上と90万人以上の開発者が利用する画像、動画などのコンテンツ自動最適化テクノロジーの販売開始 Googleが定めるCore Web Vitalsにも対応
株式会社ギャプライズは、アメリカに本拠を置くコンテンツ管理テクノロジーの「Cloudinary」とパートナー契約を交わし、日本市場における本格的な販売を開始したことを発表した。
Googleが定める重要指標のCore Web Vitalsにも対応しており、「Cloudinary」を利用することで、自動で画像変換やウェブサイトの最適化などができるようになるという。
「Cloudinary」が日本市場に本格参入
株式会社ギャプライズ(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:甲斐 亮之、以下「ギャプライズ」)は、コンテンツ管理テクノロジーのCloudinary(本社:カリフォルニア州サンタクララ、CEO:Itai Lahan、以下「Cloudinary」)とパートナー契約を交わし、2021年4月より本格的な日本市場における販売を開始した。
Cloudinaryが解決できること
◆大量の画像/動画の変換作業などの大幅な工数圧縮
◆画像で重たくなったウェブサイトの最適化
◆メディアコンテンツ配信の最適化
◆GoogleのCore Web Vitals対策
主な機能
(1)画像URLの置き換えだけで画像変換が可能
画像URLを書き換えるだけで変換が可能に。
通常のトリミングだけではなくフォーカスすべき対象を自動で検知し調整する。
(2)AIベースの動画トリミング
コンテンツ対応のAIを活用して、動画をフォーカスすべき対象を中心に自動的にトリミングおよびリフレームし、垂直、正方形、およびその他のアスペクト比を作成する。動画品質の圧縮を自動的に調整し、視覚的な劣化なしにサイズを縮小することもできる。
(3)Webサイトとアプリの読み込みを高速化
ユーザーが閲覧している環境に合わせて、ファイル形式・サイズ・品質を自動的に最適化。マルチCDNを介して配信することにより、ページの読み込み時間を短縮する。
(4)環境ごとに組み込み可能
API、クライアント側ライブラリ、SDKを使用して導入することができる。
市場背景
◆ウェブサイトの読み込みスピードと離脱の関係
ウェブサイトの表示速度と離脱率は密接に関係しており、ユーザーはページの表示スピードにストレスを感じると離脱する傾向がある。Googleの調査によると、54%の人がブランドのモバイルサイトのロードタイムが長くなると、不満も大きくなると回答している。
小売業では、モバイルサイトのロード時間が1秒遅れると、コンバージョン率に最大20%の影響が出ることがわかっている。
◆Googleが定めるサイト健全性を示す重要指標
Googleは、ウェブ上で優れたユーザー体験を提供するために不可欠なクオリティ指標として、3つのCore Web Vitalsを定めている。
現代のあらゆるウェブサイトにおいて、ページスピードの改善は死活問題だ。しかし、画像の変換やサイトの最適化を手動で行うと膨大な手間と労力がかかるため、こうした自動最適化テクノロジーの利用価値は高い。
すでに海外では世界的な大企業にも導入されている「Cloudinary」は、日本市場でも大いに注目されそうだ。