“自動化を目指すあらゆる倉庫のモデルに”ソフトバンクロボティクス、SBロジスティクス、バークシャーグレイの3社提携で最先端フルフィルメントサービスの提供へ

ECのミカタ編集部

ソフトバンクロボティクス株式会社とSBロジスティクス株式会社、そしてバークシャーグレイ株式会社は、EC向けフルフィルメント向けサービスを提供するため、共同パートナーシップを締結した。

3PLサービスを提供へ

ソフトバンクグループ株式会社の子会社であるソフトバンクロボティクス株式会社(以下、ソフトバンクロボティクス)とSBロジスティクス株式会社(以下、SBロジスティクス)、そして米国・マサチューセッツ州に本社を置く物流拠点向けロボット開発会社であるバークシャーグレイ株式会社(以下、バークシャーグレイ)は、本日、EC向けフルフィルメント用の最先端のサードパーティ・ロジスティクス(3PL)サービスを提供するため、共同パートナーシップを締結した。

何万点ものSKUを全自動で取り扱うことが可能に

※写真はイメージ

パートナーシップの締結を通して、SBロジスティクスが運営する千葉県市川市にある市川DC(ディストリビューションセンター)では、バークシャーグレイのRPP(Robotic Pick and Pack)システムを活用し、小型家電・電子機器から、日用雑貨、玩具、健康・美容用品、ポテトチップスのようなパッケージされた常温管理食品、その他ECにおける一般商品まで、物流拠点で何万ものSKU(Stock Keeping Unit)を全自動で取り扱うことが可能となった。

ソフトバンクロボティクスが設置したこのシステムは、他社のロボットと比較し圧倒的に多種・多量なSKU群を扱うことができ、また他に類を見ないレベルの丁寧な商品ハンドリングおよび出荷箱内への正確な商品配置、出荷箱の自動梱包を実現するとしている。同社はまた、これにより、既存の人の手によるピッキングプロセスと梱包プロセスを、AI技術を駆使したロボットによる完全自動化によって飛躍的に進化させることに成功したとしている。

自動化を目指すあらゆる倉庫のモデルへ

各キーパーソンからは、次のようなコメントが出されている。

ソフトバンクロボティクスおよびSBロジスティクスのCEO、冨澤文秀氏

「バークシャーグレイは倉庫用ロボットの最も革新的なソリューションによって、これまで人の手で行わざるを得なかったピッキングと梱包に従事する労働力の削減を実現しました。このパートナーシップが大きな成功をもたらし、ソフトバンクロボティクスが物流業界に対し高度な自動化ソリューションを提供し、SBロジスティクスが日本のEC需要に対してプレミアムなサービスを提供できる存在になると確信しています」

バークシャーグレイの上級副社長兼3PL・小包事業担当ゼネラルマネージャー、Jessica Moran氏

「SBロジスティクスは最先端の自動化設備を構築し、完全に自動化された出荷プロセスを実現しています。この施設は今後、自動化を目指すあらゆる倉庫のモデルとなるでしょう」

新型コロナウイルスによる感染拡大の影響によってECとそれを支える物流部門には大きなニーズの波が押し寄せている。その激変とも言える状況を通して、物流が抱える課題を解決するため、各方面からはさまざまな自動化ソリューションが提供されてきた。

今回、ロボット技術に積極的に投資してきたソフトバンクグループの子会社であるソフトバンクロボティクス、そしてSBロジスティクス、ロボット開発企業であるバークシャーグレイがタッグを組み、EC向けフルフィルメントサービスを日本市場向けに開発・提供することになった。

それによって、より統合的かつ最先端のサービスが提供されることへの期待が高まるとともに、同社の新ソリューションがはたして日本、そして世界のフルフィルメントサービスのスタンダードとなっていくかにも注目と言えそうだ。

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