EC Booster、Google 無料リスティング・ショッピング広告の掲載結果を向上する「カイゼンカード」機能をリリース
株式会社フィードフォース(所在地:東京都文京区、代表取締役:塚田 耕司、以下「フィードフォース」)は、同社が提供する Google 商品掲載・自動運用サービス「EC Booster」において、無料で商品掲載できる Google 無料リスティング・ショッピング広告の掲載結果を向上させる「カイゼンカード」機能の本格提供を開始したと発表した。
「カイゼンカード」は、2,000社以上の導入実績に基づいた改善ノウハウを搭載しており、今回の機能アップデートにより Google Merchant Center で発生したエラー内容と対応策が提示できるようになったという。
商品データ改善をアドバイスする「カイゼンカード」
今回本格提供を開始した「カイゼンカード」とは、EC Booster が管理画面上で提供する「商品データ改善アドバイス機能」だ。EC Booster の広告掲載プラン・フリープランを利用しているすべての事業者が使用できる。
具体的には、Google Merchant Center で発生したエラー内容の自動取得や商品データの分析により、以下のような改善提案を行うという。
・ポリシー違反の解消方法の案内
・広告成果を向上させるための商品データの追加提案
・ビジネス情報、送料の設定
・メールで改善内容を通知、新 UI で分かりやすく案内
掲載結果の向上には商品データの改善が不可欠
コロナ禍により EC 運営を始める事業者が増加する中、Google Premier Partner である EC Booster は、Google 無料リスティングの掲載が完全無料、最短5分で利用可能なフリープランを2020年11月に公開。公開後3ヶ月で1,000社を超える事業者に導入されている。
一方で、「無料掲載による集客効果を実感できない」と感じる事業者も多く、EC Booster として次なる支援策を検討していたそうだ。
EC Booster は、2,000社以上を誇る導入実績から、 Google 無料リスティング・ショッピング広告において掲載結果の向上を図るには、商品データの改善が不可欠であると考えているという。しかし、商品データ改善は、有効な施策が公開されていないこと、ハードルが高いことから、手を付けていない事業者も多いのが現状である。
これらの課題に対応するためにリリースされたのが「カイゼンカード」だ。「カイゼンカード」のアドバイスに従って、商品データの改善サイクルを回すことで、EC 事業者は自身の力、自身のペースで Google 商品掲載結果向上を実現できる。
売れるEC サイトの商品情報改善の取り組みを実践
「カイゼンカード」は、EC Boosterの2,000社以上の導入実績に基づいた改善ノウハウを機能化したもので、「カイゼンカード」が提示する具体的な対応方法を見ながら、改善施策を実行するだけで作業が完了する。
「カイゼンカード」が提供する施策提案は、本質的には売れるEC サイトが必ず実践している、ユーザビリティを向上させるための商品情報改善の取り組みだ。そのため、「カイゼンカード」に取り組むことで、下記のような効果も見込めるという。
・自社 EC サイトの商品詳細ページ充実による自然流入の増加
・商品マスタを活用したデータフィード集客施策の効果向上(Facebook / Instagram ショッピング、LINEショッピングなど)
・消費者にとって分かりやすい商品情報となり、購入率が向上
Google 無料リスティング・ショッピング広告を利用するEC事業者には中小の事業者も多いが、ノウハウ不足やリソース不足により、商品データ改善の分析・実行を自社で行うことは容易ではない。
今回EC Boosterの新機能としてリリースされた「カイゼンカード」は、そのアドバイスに従って施策を実行していくだけなので、ノウハウに乏しいEC事業者でも広告の掲載結果を向上させる商品データ改善が可能だ。
「カイゼンカード」のアドバイス実行はサイトのユーザビリティ向上にもつながるため、小手先ではなく、中長期的な集客やコンバージョンの改善にもつながりそうだ。