クーポン配信を半減しCVR251%を実現 CV最適化プラットフォーム「Fanplayr」でECユーザーの購入意思を測定

ECのミカタ編集部

JAMU株式会社(東京都世田谷区、代表取締役:上田英明、以下「JAMU」)は、ファッション通販サイト「Pierrot(ピエロ)」にコンバージョン最適化プラットフォーム「Fanplayr」を提供。導入効果を測定した結果、従来に比べてクーポン配信数を約半分にしながら、コンバージョン率251%を実現したことを発表した。

「Pierrot」が抱えていた課題

株式会社セレクト(大阪府大阪市中央区、代表取締役:卜部 正寿)が運営するファッション通販サイト「Pierrot(ピエロ)」では、複数のマーケティングツールを利用して、目的に応じたポップアップバナーを表示していた。

しかし、複数のツールを運用するリソースやコスト面で課題を感じ、ツールの統合を検討していたという。また、施策の効果や数値を可視化し、継続的に改善していくことを希望していた。

ユーザーの購入意思に合わせたクーポン配布で効率的な成果

ユーザーの購入意思に合わせたクーポン配布で効率的な成果

そこでFanplayrの導入後は、次の2つの施策に絞ってクーポンの表示を実施した。

(1)新規訪問のお客様に購入を促す
(2)購入履歴がある既存のお客様にリピートを促す

上記に該当するすべてのユーザーではなく、ユーザーの行動をリアルタイムに解析し、購入を迷っているユーザーに絞ってクーポンを表示した結果、従来に比べてクーポン配信数を58%に削減。コンバージョン率は251%、売上額は120%を達成した。

多くのECサイトで購入促進のためにクーポンを配布する施策が実施されているが、不特定多数のユーザーに配布すると利益率が低下し、クーポンなしでは購入しなくなったり、ブランド価値を下げてしまったりする懸念がある。

クーポン配布によるマイナス影響を回避するため、必要なターゲットに絞って効果的なターゲティングを行うことにより、売上を伸ばすことに成功した形だ。

導入コストがなく運用はお任せ、レポートも納得

ファッション通販サイト「Pierrot」を運営するセレクトの担当者は次のように語っている。

「少数精鋭でECサイトを日々運用しているため、運用をFanplayrの支援チームに任せられることが導入の決め手でした。実施した結果の数値をレポートしていただけるので、納得感が得られます。

利用しているECサイトの仕組みと相性が良かったこともあり、導入は30分ほどでお任せして完了できました。従来だと初期の開発コストとリードタイムがかかるところがなく、施策の成果も出ており大変満足しています」

Fanplayrは、アメリカで開発され、世界100ヵ国以上で1,500社以上の導入実績を持つ、Web接客・AIレコメンドなどを提供するコンバージョン最適化プラットフォームだ。単にコンバージョン率を上げるだけでなく、ユーザーの行動を理解することにより利益構造の改善を目的としているところに特徴がある。

ECサイトでのクーポン配布はお客様の背中を押して購入につなげる役割を果たすが、「クーポンありき」にならないよう、対象や頻度を精査した上で戦略的に運用することが重要だ。

クーポン配信を半減しながらコンバージョン率251%、売上額120%の実績は、まさにユーザーの行動を理解してアクションにつなげるFanplayrの強みが発揮された事例と言えるだろう。

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