MakeShop 、登録商品をAmazonマーケットプレイスに出品できる連携を開始

GMOインターネットグループのGMOメイクショップ株式会社(代表取締役社長:向畑 憲良 以下「GMOメイクショップ」)は、同社が運営するネットショップ構築ASP「MakeShop byGMO」において、Amazonが提供する「Amazon出品サービス」とのサービス連携を開始したと発表した。

これにより「MakeShop byGMO」を利用中のショップ運営者は、「MakeShop byGMO」で構築した自社のショップに出品している商品を「Amazonマーケットプレイス」にも出品することが可能となる。

なお、「Amazon出品サービス」とのサービス連携によりAmazon.co.jpに出品が可能となる機能の提供は、ネットショップ構築ASP業界においては、「MakeShop byGMO」が初とのことだ。

集客支援策強化を目指して

「MakeShop byGMO」は、低コストで本格的なネットショップを作成できるASPサービスとして2004年に提供を開始し、2012年以降9年連続で年間総流通額において業界No.1を獲得。

2009年には、さまざまな提携サイトに商品を掲載できる集客ツール「アイテムポスト」の提供を開始し、ショップ運営の課題のひとつである集客を支援するため、提携サイトを拡大してきた。

また昨今では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、ECを主軸とした業態転換や販路の拡大など、新たにネットショップを始める動きが広がっている。特に認知度の低い新規開設ショップが売上を獲得するには集客がより一層重要となるため、GMOメイクショップは集客支援策の強化を目指していたという。

Amazonマーケットプレイスへの出品でチャネルを拡大

その一環として今回実現したのが「Amazon出品サービス」とのサービス連携だ。集客力に優れたAmazonに商品を出品することで、販売チャネルの拡大を支援する。

「Amazon出品サービス」との連携により、「MakeShop byGMO」を利用中のショップ運営者は、自社のショップに出品している商品を「Amazonマーケットプレイス」にも出品することが可能となる。

「MakeShop byGMO」に登録されている在庫数や商品価格などの商品情報の一部をAmazon出品用管理画面「Amazonセラーセントラル」に連携し、注文情報も連携することで効率的なショップ運営ができるようになる。

サービス概要

◆対象:「MakeShop byGMO」を利用しているショップ運営者

◆利用料金:サービス連携にかかる費用は無料で、「Amazon出品サービス」の費用のみで利用できる。
   
◆利用方法:
1.「Amazon出品サービス」の『大口出品プラン』でアカウントを登録。
2.「MakeShop byGMO」管理画面内の【集客サービス『Amazon管理』】のメニューより「連携を開始する」を押す。
3.Amazon出品用管理画面「Amazonセラーセントラル」にログインし、『MakeShop出品サービス連携』を承認すると、サービス連携が開始される。

◆詳細:https://www.makeshop.jp/main/attraction/itempost/amazon/

ECサイトが増え続ける中、自社でネットショップを開設しているEC事業者も、Amazonや楽天市場など、大手のプラットフォームにもあわせて出店しているケースが多い。

今回のAmazon出品サービスとの連携はそういった実態やニーズを踏まえたもので、商品情報や注文情報を連携することで、EC事業者は複数のプラットフォームを活用しながら効率的にネットショップ運営ができるようになる。Amazon出品サービスとの連携は、「MakeShop byGMO」の魅力をさらに高めることにつながりそうだ。

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