食べチョクが「お酒の生産者応援プログラム」と「売り上げの早期入金」を実施

ECのミカタ編集部

国内産直ECサイト「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデン(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:秋元 ⾥奈)は、東京都で発出された緊急事態宣言を受け、2つの支援策を実施することを公表した。

2つの支援策とは

支援策の1つ目は、期間内にお酒を注文した人、全員に300円クーポンを届ける「お酒の生産者応援プログラム」だ。注文者には「お酒に合うおつまみ特集」をメールで限定配信する。

2つ目は、「希望する生産者への6月分の売上の早期入金」の実施だ。生産者に振り込む6月分の売上は、通常7月末支払いだが、緊急事態宣言の発令を受け、入金日を15日短縮し7月16日(金)にした。前回の緊急事態宣言時に2021年4月分と5月分の早期入金を実施したため、今回が3度目の実施となる。

「お酒の生産者応援プログラム」について

「お酒の生産者応援プログラム」について

◆概要

期間内に酒を注文した人全員に300円分のクーポンを届け、注文者限定で「お酒に合うおつまみ特集」をメールで配信する。

◆期間

2021年7月11日(日)10:00〜7月31日(土)23:59 

※期間中に注文を完了した商品が同プログラムの対象となる。
※商品ページで「お酒」のタグがついている商品が対象になる。
※クーポンの付与は2021年8月10日(火)までに行われる。
※このプログラムは予告なく終了・変更する可能性がある。
※その他、詳細条件については、同社公式サイトを要参照。

寄せられる生産者からのSOS

今回の公表に際して、同社では次のように述べている。

「今回の緊急事態宣言でも、飲食店での酒類の提供の終日停止が盛り込まれており、お酒の生産者に大きな影響が及ぶことが想定されます。既に食べチョクには売り上げ減少に悩むお酒の生産者からのSOSが届いており、お酒の生産者に対する応援プログラムの実施を決定しました」

⾷べチョクは、国内の産直ECサイトとして、野菜・果物をはじめ、米・⾁・⿂・飲料といった⾷材全般と花き類など、幅広い産直品を取り扱ってきた。その食べチョクにはコロナ禍の影響が深まるにつれ、事業者からのSOSが多く届いていたという。地域産品と消費者をECというプラットフォームを通してつないできた食べチョクが生産者からの厚い信頼と期待が寄せられている証拠でもあるだろう。

今回、酒類の生産者にフォーカスした支援策を行うことは、まさにそうした声に応えるものであり、産直ECとしての役割を強めるとともに、生産者との絆を深めることを通して、プラットフォームとしての価値も高めることになりそうだ。

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