オープンロジ、化粧品製造業許可を取得している倉庫と提携を開始 化粧品の包装や表示ラベルの貼付が可能に
株式会社オープンロジ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長CEO:伊藤秀嗣、以下「オープンロジ」)は、化粧品製造業許可(包装・表示・保管区分)を取得している倉庫会社との提携を開始したと発表した。
化粧品製造業許可を取得している倉庫会社と提携
オープンロジは、独自の倉庫管理システムを通じて提携倉庫をネットワーク化し、標準化した仕様とオペレーションにより物流業務の効率化と一元化を実現し、固定費ゼロ・従量課金で利用可能な物流フルフィルメントサービスを提供している。その中で、さまざまな商材の取り扱いを可能とする倉庫会社との提携も積極的に進めてきた。
今回、化粧品の保管・出荷に関するEC事業者のニーズに対応するため、化粧品製造業許可(包装・表示・保管区分)を取得している倉庫会社との提携を開始した。
幅広い商品の越境EC物流へのニーズが増加
新型コロナウイルス感染症の影響で移動が制限されている中、インバウンド消費の消失を海外向けの越境ECで補いたいという動きもあり、幅広い商品の越境EC物流へのニーズが高まっている。
その中で、同社にはEC事業者から「化粧品を国内だけではなく海外でも販売したい。倉庫で国内向けと海外向け、それぞれの箱に表示を貼り付ける作業を倉庫で対応してほしい」といった声や、「海外から輸入した化粧品を国内で販売したい」という要望が寄せられてたという。
商品の包装や表示ラベルの貼付、国内外の発送まで対応
従来も化粧品の保管・出荷業務は行っていたが、化粧品の再包装や、表示ラベルを貼るといった作業は、化粧品製造業許可(包装・表示・保管区分)を取得している倉庫でしか対応ができない。
今回、当該許可証を取得している倉庫会社と提携したことで、単発や小ロット案件からでも化粧品の保管、商品の包装、表示ラベルの貼付対応から国内外の発送まで、幅広い対応ができるようになった。
オープンロジは、これまでも冷凍冷蔵倉庫や高度管理医療機器販売許可証を取得している倉庫との提携を行ってきた。今回の提携により、化粧品分野でもEC事業者の幅広いニーズに応えられるようになったことになる。
化粧品のEC市場は輸出・輸入ともに大きく、今後も成長が見込まれるため、同社の化粧品製造業許可を取得している倉庫との提携は重要な意味を持ちそうだ。