【LINE×Yahoo】LINEギフトへのEC出店促進策を開始

ECのミカタ編集部

LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛、以下LINE)およびヤフー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:川邊 健太郎、以下Yahoo! JAPAN)は、LINEが提供する、「LINE」を通じて友だちに様々なプレゼントを贈ることができるサービス「LINEギフト」と、Yahoo! JAPANが運営するオンラインショッピングモール「Yahoo!ショッピング」および「PayPayモール」において、出店者および出店希望者等への営業活動に関する連携を新たに開始した。

LINE × Yahoo!

LINEが提供する「LINEギフト」は、「LINE」のトークを通じて友だちとギフトを贈り合うことができるコミュニケーションサービスだ。住所を知らなかったり直接会えなくても、LINE上で手がるにギフトを贈ることができるため、ちょっとしたお礼を言いたい時や季節イベント、大切なライフイベントなど様々なシーンで利用されてきた。

特にコロナ禍においては、離れていたり会えなくても、大切なひとにオンライン上でギフトを送りたいというユーザー傾向が高まり、2021年5月に累計ユーザー数は1,500万人を突破している(LINEギフトを贈った、もしくはもらった経験があるユニークユーザー数)。

またYahoo! JAPANが運営する「Yahoo!ショッピング」は、日本最大級のオンラインショッピングモールで、人気の家電から食料品や日用品、ギフトに則したものまで、幅広い商品がラインアップされている。

さらに厳選されたストアだけを集めたプレミアムなオンラインショッピングモール「PayPayモール」では、ワンランク上の買い物体験が提供されている。「Yahoo!ショッピング」と「PayPayモール」では約4億点以上の商品を取り扱っており、商品数国内ECトップクラスの豊富な品ぞろえとなっている。

「LINEギフト」への出店を促進

「LINEギフト」への出店を促進

今回、「LINEギフト」「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」の3サービスにおいて、出店者および出店希望者等への営業活動に関する連携が新たに開始された。この連携により、まずは「Yahoo!ショッピング」、および「PayPayモール」に出店している加盟店を対象に、「LINEギフト」への出店を促進していくという。

LINE、Yahoo! JAPAN両社のECサービスにおける連携強化によって、「LINEギフト」のより幅広い商品ラインアップを実現し、より多くのユーザーの利便性向上を目指す方針とのことだ。また、今後は営業活動以外の連携についても検討を進めていくとしている。

経営統合の成果

2021年3月に実現したZホールディングス株式会社とLINE株式会社の経営統合を経て、同じグループ企業となったLINEとYahoo! JAPAN。両者は、ユーザーの安全安心およびデータガバナンスに関する各種課題の改善を前提に、今後さまざまなサービスにおいて連携を強化していくとのことだ。

また連携によるシナジー効果を高め、日本に住む人々に最高のユーザー体験を提供し、社会課題の解決に努めるとしている。華々しい経営統合劇が注目を集めた両者。すでにさまざまな連携によって生み出された施策が展開されているが、今回の新たな施策によって出店するEC事業者にとっても、より価値の高いプラットフォームへと進化していくことになりそうだ。

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