NETSEAが返品・滞留在庫の取り扱いを開始 1.5次流通商品へ取り扱い商材を拡大

ECのミカタ編集部

株式会社SynaBiz(本社:東京都品川区、代表取締役:武永 修一、株式会社オークファン100%子会社。以下「SynaBiz」)は、オークション形式で返品商材・配送事故品など新古品の仕入れができる卸サイト「NETSEAオークション」を2021年8月15日より開始することを公表した。また、滞留在庫の共同仕入れプラットフォーム「NETSEAバルクモール」を8月下旬より開始する。

NETSEAオークションについて

NETSEAオークションについて

NETSEAオークションは、家電やPC、アパレル品など一般には出回らない幅広いジャンルのワケあり商品を月会費無料・落札手数料無料で競り落とすことができる、オークション形式の卸サイトとなっている。

同社が独自に仕入れたメーカー・小売企業などサプライヤーの返品商材、配送事故品(外装キズ)、展示品等を出品しており、商品及び外装状態(コンディション)に応じて熟練スタッフにより一つずつ「AAA」~「C」まで5段階の独自ランクを付与し、入札の際に商品状態確認の参考にできる。

これまで、リバリューBtoBモールとしてサービス提供をしてきたが、今回、2021年8月15日より「NETSEAオークション」としてリニューアルし、NETSEAのアカウントにて利用できるようになる。

NETSEAバルクモールについて

NETSEAバルクモールについて

NETSEAバルクモールは、メーカー・卸売企業・小売企業などサプライヤーの滞留在庫を、バイヤーが希望仕入れ価格と個数を指定して仕入れることができる入札形式の卸サイトだ。

これまで同社グループでは、サプライヤーが保有する滞留在庫商品を買い取り、仕入れを希望する小売業者に対して相対取引にて販売をしてきた。ただ、サプライヤーの売却希望である数量・価格に対して、バイヤーの仕入れ希望数量・価格が合わずに、取引に至らないケースが多くあったという。また取引に至る場合においても、価格交渉等により滞留在庫の売却には一定の時間を要していた。

今回のNETSEAバルクモール開始により、サプライヤーは売却希望滞留在庫を登録するだけで、複数バイヤーに対して迅速に卸販売が可能となり、バイヤーも小ロットから仕入れが可能となるとしている。

なおNETSEAバルクモールは、2021年8月20日よりβ版にて一部会員限定で運用をスタート、9月中に正式に一般公開予となっている。

1.5次流通商品へ取り扱い商材を拡大

1.5次流通商品へ取り扱い商材を拡大

このように「SynaBiz」は、2021年8月15日より、オークション形式で返品商材・配送事故品など新古品の仕入れができる卸サイト「NETSEAオークション」を開始する。また、滞留在庫の共同仕入れプラットフォーム「NETSEAバルクモール」を8月下旬より開始する。

NETSEAでは、これまで一次流通商品を主に取り扱ってきたが、NETSEAオークション・NETSEAバルクモールの開始により、返品商材、配送事故品、滞留在庫等の1.5次流通商品へ取り扱い商材を拡大し、より幅広い取引機会を創出するとしており、仕入れ・卸プラットフォームとしての幅を広げ、ユーザーやサプライヤーの利便性が高まることでプラットフォームとしての価値も向上することになりそうだ。

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