STAFF STARTとメルカートが連携開始 事業者のDXとオンライン顧客体験の向上を支援

ECのミカタ編集部

株式会社バニッシュ・スタンダード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小野里 寧晃、以下バニッシュ・スタンダード)は、スタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」と、株式会社エートゥジェイ(本社:東京都港区、代表取締役社長:飯澤 満育、以下エートゥジェイ)が運営するクラウドECプラットフォーム「メルカート」との連携を開始した。

「STAFF START」の主な機能

「STAFF START」は、店舗に所属するスタッフをDX化し、自社ECサイトやSNS上でのオンライン接客を可能にするStaff Tech(スタッフテック)サービスだ。コーディネート投稿をはじめとした店舗スタッフによるオンライン接客サービスの開発・提供により、企業のデジタル化推進を支えている。

現在利用ブランドは、アパレルや化粧品を中心に1,600を超え、2020年7月から2021年6月の間に「STAFF START」で作成されたコンテンツを経由した流通総額は、1,200億円を達成している。その主な機能は次の通りだ。

・コーディネート投稿機能:店舗スタッフが撮影したコーディネート写真に商品情報を紐づけ、ブランドの自社ECサイトやSNSなどに投稿する機能

・スタッフレビュー機能:店舗スタッフが商品についてのレビュー(評価・コメント)を作成し自社ECサイトやSNSに投稿できる機能

・PLAY機能:店舗スタッフが商品の使用感や使用プロセスなどを撮影した動画に商品を紐付け、自社ECサイトやSNSに投稿できる機能

・まとめ機能:店舗スタッフが、店舗でショーウィンドウをつくりあげるように、自社ECサイト上でテーマ設定から記事などのコンテンツを作成できる機能

・QRメモ機能:店頭で接客する店舗スタッフが買い回り中の顧客に対し、検討している商品のECサイト上での情報をQRコードで共有することができる機能

・バイヤー機能:バイヤーやMD(マーチャンダイザー)などが販売を検討しているサンプル品の情報を販売スタッフに共有し、現場の販売スタッフが「売れそう」か「売れなそう」かを評価できる機能

連携のポイント

連携のポイント

◆導入にかかるコストが約5分の1*に、ランニングコストも低減

企業が「メルカート」により構築された自社ECサイトへ「STAFF START」を導入する場合のコストが、連携以前と比べ、5分の1程度に抑えられる。さらに「メルカート」側に発生する「STAFF START」導入費用も従来と比較して、10分の1程度に抑えられるようになりました。ランニングにかかる最低コストも、従来の約3分の1*となる。*従来の平均的なコストとの比較(バニッシュ・スタンダード調べ)

◆導入までの手間と時間を大きく削減

バニッシュ・スタンダードがこれまで培ってきた知見を活かし、最適なUIテンプレートを用意。これにより企業は、ECサイトの運営担当者にオンライン接客に関わる特別な知識やノウハウがなくても簡単に導入できるようになる。また、導入までの期間も従来の約3分の1*(最短1ヵ月)程度に短縮することができる。*従来の平均的な導入期間との比較(バニッシュ・スタンダード調べ)

◆STAFF START」の人気機能を標準連携

「STAFF START」で人気の以下の機能が標準的に利用可能になる。

[コーディネート投稿機能]
スタッフのコーディネート画像を通販サイトに掲載。デジタル接客の第一歩に。

[まとめ機能]
スタッフがスマホで特集(ブログ)を作成。より魅力的なサイト作りに貢献。

◆アパレル以外でも展開可能

アパレル以外でも、「メルカート」により構築された様々な業界の通販サイトに「STAFF START」を導入できる。

オンライン顧客体験の向上を支援

オンライン顧客体験の向上を支援

コロナ禍により急務となった企業のDXだが、今後も引き続き企業の大小問わずあらゆる業界でDX化が求められることが想定される。なかでも小売業、サービス業においては、オンラインにおける顧客体験の向上が課題となる。

今回、「メルカート」と標準連携化の独占契約を締結し、多くのECサイト運営者がよりスピーディーかつ容易に「STAFF START」を導入できる体制を構築したことにより、各事業者のビジネスをさらに加速させることになりそうだ。

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