日清が総合5位に 台湾8月の即席麺販売レポートが公開

ECのミカタ編集部

ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)のワイズリサーチは、【BtoC最前線〜台湾の流通と消費動向】ワイズリサーチのConsumer Reportを公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見ていく。

調査概要

・データ提供:invos Data
・消費データの観測期間:5/10〜9/5
・観測対象:約19万件の即席麺商品消費データ
・観測チャンネル:スーパーマーケット、量販店、ECサイトなど計6,196店舗

即席麺は5月第2週がピーク、その後に反動あり

新型コロナウイルス感染症の市中拡大が発生した週(5/10〜5/16)、即席麺の各主要販売チャンネルの購買人数と一人あたりの消費金額はピークに達したが、その反動で5月第3週から即席麺の購買人数と一人あたりの消費金額は数週間、減少傾向を続けた。

これは、新型コロナの影響で消費者は防疫物資として即席麺を買い溜めたことが考えられるとしている。なお、即席麺の購買人数と一人あたりの消費金額の減少傾向は7月第4週(7/26〜8/1)まで続いた。

父の日商機で8月第1週の量販店の購買数は49.2%増

即席麺の三大販売チャンネルの販売状況を見ると、8月第1週からスーパーマーケットの購買人数は37.6%増、量販店の購買人数は49.2%増と大きく伸びた。

なお、スーパーマーケットのみを見る場合、購買人数が上位4位の販売チャンネルは順に▽全聯福利中心(PXマート)▽カルフールマーケット(便利購)▽美廉社(シンプルマート)▽台湾楓康超市(台湾フレッシュ・スーパーマーケット)だった。

量販店のみを見る場合、購買人数が上位4位の販売チャンネルは順に▽家楽福(カルフール)▽大潤発(RTマート)▽愛買(aマート)▽コストコだった。

8月の即席麺販売ランキング総合トップは台酒酒香好麺

消費者向けに電子レシートを保存できるアプリを提供するインボス社(invos Data)がまとめたデータによると、8月の即席麺ブランド別総合販売ランキングの上位20位は順に①台酒酒香好麺、②統一麺、③農心辛ラーメン、④維力炸醤麺、⑤日清カップヌードル、⑥韓国パルドラーメン、⑦統一来一客、⑧統一満漢大餐、⑨韓国オットギラーメン、⑩味王麺、⑪味丹味味A、⑫農心ラーメン、⑬維力一度贊、⑭統一拉麺道、⑮統一阿Q桶麺、⑯味丹味味一品、⑰維力大乾麺、⑱維力素飄香、⑲味丹随縁、⑳日清カップヌードル(アニメバッケージ)だった。

台湾煙酒(TTL)の台酒酒香好麺シリーズはECサイトの販売トップで、2位は維力食品工業の維力炸醤麺だった。食品最大手の統一企業(ユニプレジデント)の即席麺商品の「統一麺、来一客、満漢大餐、一度贊、阿Q桶麺」もECサイトの販売ランキングの上位20位にランクインした。

一方で、韓国ブランドの農心ラーメン、パルドラーメン、オットギラーメンは各主要販売チャンネルで好調を見せた。また、日本ブランドの日清カップヌードルは総合5位で、アニメバッケージ(ドラえもん、アンパンマンなど)の商品も各年齢層の消費者から好評を得ているという。

台湾での即席麺販売動向の“今”が明らかに

このように、同レポートでは500万人超の台湾消費者のビッグデータから消費動向、売れ筋商品、流通チャンネル別に即席麺商品の販売状況をレポート最新情報がまとめられた。

同レポートでは、新型コロナウイルス感染症の市中拡大から8月末までの消費者の購買行為について、即席麺の主要販売チャンネル、量販店、スーパーマーケット、ECサイトの消費データに基づき、5/10〜9/5の購買人数と一人あたりの消費金額の変化から、即席麺の販売状況が分析されている。

地元の台湾メーカーのものが上位で強さを見せる一方、日清など日本メーカーも健闘する結果となった。アジアでも根強い人気を誇る即席麺だが、台湾での販売動向の今がわかる貴重な資料ともなりそうだ。

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