【ヤマト運輸】梱包なし、PUDOに持ち込むだけで発送できる実証実験を開始
ヤフー株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 CEO:川邊 健太郎 以下、Yahoo! JAPAN)とヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:長尾 裕 以下、ヤマト運輸)は、「ヤフネコ!パック」で発送する商品を梱包しないまま「PUDOステーション」に持ち込むだけで、ヤマト運輸が梱包代行し発送を行う実証実験を開始した。
10月1日~11月1日の期間で実施
Yahoo! JAPANとヤマト運輸は、10月1日(金)から「ヤフオク!」、「PayPayフリマ」向け匿名配送サービス「ヤフネコ!パック」で発送する商品を梱包しないまま対象のオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」(または宅急便センター)に持ち込むだけで、ヤマト運輸が梱包代行し発送を行う実証実験を開始した。
◆実施期間
2021年10月1日(金)0:00から2021年11月1日(月)23:59まで。
※宅急便センターへの持ち込みの場合は、各センターの営業時間終了まで。
使い方と対象拠点
ユーザーの声に応えて実験開始
Yahoo! JAPANとヤマト運輸はこれまで、新しい生活様式を背景に、PUDOステーションからの「ヤフネコ!パック」の発送対応や、フルタイムシステム株式会社との、マンション内のフルタイムロッカーからの「ヤフネコ!パック」の発送に向けた連携など、非対面発送領域の利便性向上に取り組んできた。
一方で、「ヤフネコ!パック」で商品を発送するユーザーからは「どう梱包したらいいか分からない」、「梱包資材が手元にない」など、梱包に関する声が届いていたという。そこで同社は、さらなる利便性向上に向けて、「ヤフネコ!パック」での発送において、商品を梱包しないまま対象のPUDOステーションまたは宅急便センターに持ち込むだけで、ヤマト運輸が梱包を代行し発送する実証実験に乗り出したのだ。
また今後については、今回の実証実験で梱包代行や非対面発送のニーズを検証し、サービス化について検討するとしており、ECおよびリユースEC分野での活用促進を含めて、これからの展開にも注目と言えそうだ。