ヤマダデンキ&大塚家具にSTAFF STARTの導入決定
株式会社バニッシュ・スタンダード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小野里 寧晃、以下バニッシュ・スタンダード)は、株式会社ヤマダデンキ及び株式会社大塚家具に、「STAFF START」と、「LINE STAFF START」を提供することを公表した。
家電・家具業界で初導入
スタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」を運営する“Staff Tech(スタッフテック)”カンパニー、バニッシュ・スタンダードは、株式会社ヤマダホールディングス傘下の、株式会社ヤマダデンキ及び株式会社大塚家具に、「STAFF START」と、今秋から新たにスタートする「LINE STAFF START」を提供することを公表した。
家電・家具業界における「STAFF START」「LINE STAFF START」の導入は、今回が初めてとなる。バニッシュ・スタンダードは、両社が店頭で行っている「総合的なライフスタイル提案」をオンラインでも実現できるよう、「STAFF START」「LINE STAFF START」の提供を通じて支援していくとしている。
店舗スタッフがオンラインで接客
「STAFF START」は、専用アプリを通じて、自社ECサイトやSNSなどで、店舗スタッフのオンライン接客を可能にするStaff Techサービスだ。スタッフ1人ひとりの投稿コンテンツを経由し、どのくらいEC売上やPVが発生したか成果が可視化されるので、本部はそれらの実績を、店舗やスタッフ個人の評価に役立てることができる。
また「LINE STAFF START」は、店舗スタッフ1人ひとりにLINEの公式アカウントを発行し、LINE上でのオンライン接客を可能にするサービスだ。LINE社が提供するLINE公式アカウントを通して、店舗スタッフが友だち追加した顧客に対してダイレクトまたは一斉に商品やコーディネートの紹介、キャンペーン告知などをメッセージ配信やLIVE配信などを活用して簡単にオンライン接客し、売上を可視化できるサービスとなっている。
店頭同様に顧客とコミュニケーション
今回ヤマダデンキには、家電、家具、インテリア、リフォーム、おもちゃ、生活雑貨を揃える新しい業態の「Tecc Life Select(テック ライフ セレクト)」において、「STAFF START」と「LINE STAFF START」が導入されるという。
「ライフスタイルのトータル提案」を打ち出す同店舗で、ジャンルを横断した複合的な商品知識を備える店舗スタッフが、店頭同様、オンラインでも自身のコンテンツを通じて顧客にライフスタイルのトータル提案を行う予定とのことだ。
アパレルや化粧品ブランドを中心に1,600超の事業者が導入をしているSTAFF START。すでに同カテゴリを超えて利用する事業者が拡大しているが、今回の家電と家具の大手への導入によって、その裾野がさらに広がることになりそうだ。