大手の物流倉庫会社を紹介

ECのミカタ編集部

商品の発送と管理を担う物流倉庫をどの会社に委託するか悩む企業も多いのではないでしょうか?
今回の記事は、数ある物流倉庫会社の中から、大手企業にフォーカスを当ててご紹介します。
大手企業のサービス内容を把握することで、自社にとってより良い代行会社を見つけやすくなります。

目次

●物流倉庫でできること
●大手の物流倉庫会社7社を紹介
●大手物流倉庫会社を利用するメリット
●まとめ

物流倉庫でできること

物流倉庫について簡単におさらいします。
物流倉庫は、倉庫や商品の管理、入庫、検品、仕分け、梱包、発送までの物流業務全般をEC企業の代わりに行うサービスです。
倉庫会社によって依頼できるサービス内容は異なります。

物流倉庫を利用するべき理由


ECサイトを開設直後だったり、小規模で運用をしている場合は自社のみで商品管理や発送作業を完結させることが可能なので、物流業務において特別問題視はされません。

しかし、取り扱い商品数が増え事業規模が大きくなるにつれて、社員のみでの物流業務が徐々に困難になっていきます。

そこで企業は物流倉庫を利用することで物流業務を切り分けられることができ、マーケティングや販促などのコア業務に集中することが可能になるのです。

また、物流業務は顧客満足度を高める重要な作業のうちのひとつです。
商品を届けるスピードや、梱包の丁寧さなどのサービス品質を上げることで、顧客満足度を上げる働きをもたらします。

大手物流倉庫会社7社を紹介

物流倉庫会社選びは、慎重に行う必要があります。
ここでは倉庫選びの基本となる、大手の物流倉庫会社を紹介します。
対象の会社は東証一部に指定され、年間売上が1,000億円以上の企業とします。

近鉄エクスプレス


近鉄エクスプレスは鉄道・航空貨物輸送・海上貨物輸送をはじめとし、国内外の物流サービスの提供を行っています。

品質・環境・医療機器品質マネジメントの認証を受けた国内外約340の物流施設では、近鉄エクスプレスが開発したグローバル対応のWarehouse Management System (WMS)のサービスを活用し、物流を徹底的に管理します。

近鉄エクスプレスの特徴は、業種・業態特有なニーズに応じたオペレーションが可能な点です。

例えば、医療機器、分析・診断装置、医薬品・試薬、治験薬(機器)、検体等を管理する倉庫システムが整備されています。

また、近鉄エクスプレスの倉庫管理システムでは24時間・365日出荷対応することができ、緊急出荷配送対応では、受付から配達までを緊急対応チームが対応します。

輸送は、トラックや航空だけでなく、バイク、電車等など、配達場所に最速で届ける輸送手段を選択することができます。

上組


倉庫業と物流を組み合わせた総合物流を行う、港湾運送最大手の企業です。

国内6大港(東京港、川崎港、横浜港、名古屋港、大阪港、神戸港)においてシェアトップを誇ります。

港周辺の倉庫含む国内外80以上の発送拠点では主に青果物、ばら貨物(小麦などの穀物)、生花類など配送にスピーディーさと、丁寧さが求められる商品を多く取り扱っています。

上組の保有する倉庫は、貨物それぞれの特性に応じた適正な温度管理を行うことができます。

常温・定温・冷蔵の温度・湿度管理だけでなく、輸入品の農産物に対するくん蒸(輸入検疫で有害な虫が発見された場合に行われるガス殺虫処理)や、ばら貨物専用の大型円柱型保管サイロが各地にあったりと、食品保管サービスに特化しています。

徹底的な食品の管理が可能な倉庫であるため、特に輸入食品を扱う企業におすすめできる物流倉庫会社です。

日立物流

国内首位を獲得する企業です。

2020年度の物流アウトソーシングサービスの実績は前年度から、84億円上がり3,682億円と右肩上がりの記録を打ち出しています。

日立物流では、埼玉県春日部市に日立物流独自のECプラットフォームセンター「スマートウェアハウス」で、自動化倉庫システムを構築しました。
小規模から大規模まで、幅広いEC企業がこの倉庫を利用しています。

必要な時に必要な機能だけ利用できる従量課金制、固定費や初期費用がゼロなので、物流にかかるコストを徹底的に管理することができます。

また、物流における作業の約72%を自動化しているため、安定した品質の維持とコストカットを実現しています。

株式会社日立物流についてはこちらから

三菱倉庫


130年以上の歴史を持ち、国内70以上、国外40以上の拠点で物流業を行う企業です。

倉庫業だけでなく不動産業も行っている、総合会社でもあります。

三菱倉庫は新たに、埼玉県三郷市にEC向け物流センター「SharE Center misato」を2021年7月にオープンさせました。

自動棚搬送機による庫内オペレーションにより、通常の物流センターの約70%の省人化を成功させています。

「SharE Center misato」では、機能性食品から医療品まで、幅広い製品の取り扱いを行っています。

倉庫面積は約5,560平方メートルと大きく、事業拡大に伴い使用量を増やすことも可能です。

料金体系は、入荷料・保管料・出荷料・配送料に分かれている日単位の従量課金制なので、物流量に適したコストで倉庫を利用することができます。

三井倉庫ホールディングス


国内外に400以上の拠点を持ち、全体の売上のうち海外売上比率が23.9%と、グローバル化を拡大し続ける企業です。

SDGsへの取り組みも積極的に行っており、物流を通して、持続可能な社会の実現を目指しています。

三井倉庫ホールディングスが提供する物流倉庫サービスの特徴は、倉庫を企業の物流戦略拠点として活用することができる点です。

海外製品を販売する会社で、三井倉庫での生産国で行う事前検品サービスを利用することで、到着時に不良品が届く無駄を省くことができた事例があります。

他にも、メーカーと小売業者(店舗・ECサイト)間の在庫状況を可視化させ、共有することで、効率よく生産と販売を行うことが可能です。

業務の効率化をより重視したサービスが充実している企業だと言えます。

日本通運

営業所・流通拠点合わせて、保有する倉庫面積が東京ドーム約200個分で国内No. 1の企業です。

また、国外33もの国に拠点を置いており、世界でもトップレベルの倉庫面積保有数を誇ります。

日本通運の強みは、陸・海・空の多彩な輸送手段を自由に組み合わせて、最適な物流の流れを提供できる点です。

また、同一カテゴリーの商品を配送先ごとに積み合わせ、一括で配送を行う共同配送を行っています。

この共同配送によって、配送効率化とコスト削減を同時に実現させることに成功しました。

生産地、保管地、消費地の結びつきを強化させる運送を行う企業であると言えます。

拠点数が多く、面積数も最大であることから、小さな取扱商品が多い企業におすすめできます。

日本通運株式会社についてはこちらから

日本トランスシティ


三重県四日市港を中心とし、国内外に物流拠点を持つ物流倉庫企業です。
機能別の拠点を全国各地に置いており、保管が難しい危険物の管理も可能です。

日本トランスシティでは、日本の高品質な流通加工を生産国の物流拠点で行うことで、作業品質を維持したままコストの大幅削減を実現させることに成功しました。

また、流通加工の作業のうちのひとつで液体・粒体の固形以外の商品を、最適な形状の保管容器に詰替え納品する新たなサービスの提供を開始しました。

取り扱う商品は幅広く、様々な商品に加工サービスなどで柔軟に対応することが可能です。

大手物流倉庫会社を利用するメリット

大手以外にも様々な倉庫会社は存在します。
しかし、その中でも大手物流倉庫を利用するメリットは何でしょうか。

1:海外輸出入の対応が特化している


大手物流倉庫会社は、国内のみならず国外にも物流拠点を置いています。
アジアだけでなく、欧米、ヨーロッパ、アフリカなど世界各国にある物流拠点への接続が簡単になります。

企業が取り扱う商品が海外製品の場合、検品をしっかりと行う必要があります。

輸出前の生産国内での検品が行える企業も多いため、商品到着後の国内での面倒な工程を省略することができます。

生産から発送までの過程において、国外企業を利用する場合は、海外対応力に富んでいる大手物流倉庫を利用することをおすすめします。

2:倉庫規模が大きい


次に、倉庫規模についてです。

1つの倉庫面積が大きいのはもちろんのこと、国内各地に物流拠点が何十個もあるため、拠点から拠点への移動も簡単に行うことができます。

大手会社の倉庫の位置する場所は大きな港や空港、主要高速道路沿いに複数あるので、利便性も高いといえます。

3:大手ならではの最先端サービスを導入


倉庫内の作業の効率化が求められる今、大手企業は先陣を切って自動化システムを導入しています。

自動化システムによって、安定した品質のサービスの提供、24時間稼働の実現、大幅コストカットなど、倉庫全体のコスト削減を成功させています。

また、グループ会社内でIT事業を行う会社もあります。
企業が独自に開発した物流システムを利用することができる点も、大手物流倉庫会社ならではのポイントです。

まとめ

いかがでしたか?
今回は、物流倉庫会社の中でも大手の会社について、詳しく解説しました。

大手であれば良いと一概に言えるわけではありませんが、サービスに安心感があるのは事実です。

大手物流倉庫会社のサービス内容を把握し他会社と比較して、どの会社の倉庫を利用するのか選定していきましょう。

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